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■魚見小児童が遠泳 練習の成果を出し切ろう
魚見小学校の第39回知林ヶ島遠泳大会が7月12日に開催されました。児童の忍耐力の向上と郷土を愛する気持ちを育もうと毎年PTAが開催するもの。4〜6年の児童が遠泳経験がある保護者や地域住民に見守られ約1、5キロメートルの距離を泳ぎゴールを目指しました。6年の瀨戸口誠志朗(せとぐちせいしろう)さん(五郎ヶ岡)は「最後の遠泳でとても緊張した。これまでみんなと一生懸命練習して完泳する事ができて悔いがない。ありがとうとみんなに伝えたい」と話しました。

■指宿高校に移動期日前投票所が開設 初めての投票を学校で
参議院議員通常選挙の移動期日前投票所が7月14日に指宿高校で開設されました。若年層の投票率向上を目的に市が初めて開設。公用車内に設置された投票箱に選挙権のある生徒や学校の職員など10人が投票を行いました。3年の中野結衣(なかのゆい)さん(中組)は「初めての選挙で緊張したが、みんなが楽しく豊かに暮らせるようになってほしいと思い投票した。これからも選挙の時は必ず投票に行くようにしたい」と話しました。

■女子日本代表のサッカー教室 日本代表の教えを受ける
元サッカー女子日本代表で、サンフレッチェ広島レジーナでアンバサダーを務める近賀(きんが)ゆかりさんのサッカー教室が7月22日にいぶすきフットボールパークで開催されました。指宿の子どもたちにサッカーを好きになってほしいという近賀さんの思いから実現したもの。小学生22人がパスやドリブルの指導を受け、練習に励みました。丹波小3年の堀内奏(ほりうちかなで)さん(湯之里)は「レジーナのことが大好きになった。来年もたくさんのことを教えてほしい」と話しました。

■ALTが退任報告 学んだ英語を役立てて
ALT(外国語指導助手)のベーガム・シーパさんが7月28日に退任の報告を行いました。シーパさんは令和4年8月から市内の小中学校で英語の授業を行い、子どもたちの英語力向上に尽力しました。シーパさんは「子どもたちに英語を教えるのはとても楽しかった。フラワーパークのイルミネーションの美しい光景やそうめん流しやウナギなど指宿が大好きになった。子どもたちにはこれからも楽しく英語を学んで将来に役立ててほしい」と話しました。

■0歳からの音楽会が初開催 音楽で癒やしのひとときを
0歳からの音楽会が7月30日に指宿市民会館で行われました。親子で音楽を気軽に楽しんでほしいと市教育委員会が初めて企画。ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの3種類の弦楽器で人気のアニメ曲などが演奏され、参加した親子57人が楽しみました。1歳の子どもと参加した鮫島美乃莉(さめしまみのり)さん(平原)は「親子でコンサートに参加したのは初めて。子どもも喜んでいて、美しい音色にとても癒やされた」と話しました。

■新ALTが着任 英語を楽しく学ぼう
市のALT(外国語指導助手)として新しく着任したメンシャン・ミアさん(アメリカ・ノースカロライナ州)とワトソン・モーガンさん(アメリカ・オレゴン州)が、8月1日・7日に市長を訪問しました。ミアさんは「指宿は自然が豊かで人が優しい。子どもたちが自信をもって英語を話せるように手助けをしたい」。モーガンさんは「南国な雰囲気に驚いた。子どもたちが間違いを恐れず、楽しく英語を学べるよう頑張りたい」とそれぞれ意気込みを話しました。