くらし 任期満了に伴い大平和男副市長退任、新副市長に小山田八重子氏就任

9月29日、第3回西之表市議会定例会において、議会の同意を得て小山田八重子氏が副市長に就任しました。
■小山田 八重子(おやまだ やえこ)
◇プロフィール
種子島高等学校卒業後、昭和52年に西之表市役所入庁。平成31年3月に定年退職。熊毛支庁に臨時的任用職員、西之表市社会福祉協議会に臨時職員として勤務。
榕城上之原町在住67歳。

◇就任のごあいさつ
酷暑の夏もようやく過ぎ去り、朝夕に心地よい秋の風を感じる今日この頃です。
市民の皆様におかれましては、収穫の秋を迎えお忙しい日々をお過ごしのことと存じます。
9月の市議会定例会において同意をいただき、10月1日付で副市長に就任いたしました。
ここ数年を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染症の蔓延、急激に進む気候変動など、私たちの暮らしに大きく影響を及ぼす、経験したことない出来事が発生し、不安を感じた方も多くいらっしゃったことと思います。地域においては少子高齢化、人口減少に伴う課題も山積しております。このような中、副市長という重責に身の引き締まる思いですが、市役所職員として42年間、西之表市社会福祉協議会で2年6か月勤務させていただいた経験を生かして、全力で取り組んでまいります。
西之表市市制施行の日に産声を上げた私にとって、市政発展のため少しでも貢献できるならば、これ以上の幸せはございません。もとより微力ではありますが、市職員と力を合わせ、時には地域の皆様のお力添えをいただきながら、課題を一つ一つ解決していければと思っています。市民の皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げ、就任のあいさつといたします。

■大平 和男(おおひら かずお)氏
9月30日、任期満了に伴い退任された大平副市長は、職員たちに見送られ庁舎を後にされました。

◇退任のごあいさつ
9月末を以て副市長としての任期を無事終えることができました。教育長として4年3ケ月、副市長として4年、市民の皆様にはその間温かく接していただきました。心から感謝申し上げます。少しでもふるさとへの恩返しをと思ってやってきましたが、どれほどお役に立てたのか自信はありません。なお多くの課題を残して新しい副市長に引き継がなければならないことを申訳なく思います。
西之表市はこれからも多くの山を越えて進んでいかなければなりません。しかし、あきらめない限り、道は続いてゆきます。ふるさとへの愛で結ばれた西之表市民が共通の目的に向かってよりよい選択を求めていかれますよう願います。
これからは一市民としてお付合させていただきます。どうぞよろしくお願いします。