くらし 垂水市に愛を込めて 地域おこし協力隊レポ

Vol.19
地域おこし協力隊による活動レポートをお届けします!

●今回活動した隊員
多文化共生まちづくりコーディネーター
高櫻健一(けんいち)さん
※「高櫻健一さん」の「高」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

地域の人々×地域おこし協力隊「盛りだくさん」 
■垂水市の歴史・農業・食を一日満喫!
10月26日、地域おこし協力隊の高櫻さんと市内在住外国人の方々が、垂水市内を歩きながら「瀬角さんとまち歩き」「芋ほり体験」「ガネ作り教室」と、垂水市を満喫する盛りだくさんの一日を過ごしました。今回はその様子をレポートします。

(1)「瀬角さんとまち歩き」
垂水史談会会員の瀬角龍平(りゅうへい)さんがガイドする「瀬角さんとまち歩き」に参加し、柊原地区を散策しました。切目王子神社や柊原の歴史の説明を翻訳アプリなどを使いながら、一生懸命学びました。まち歩きを終え、少し疲れたところで眞宗寺の中谷潤心さんから飴のプレゼントもいただき、皆さん大喜びで記念写真を撮りました。

(2)「芋ほり体験」
高櫻さんが栽培されている畑で、さつまいもの「芋ほり体験」をしました。この日は暑かったのですが、皆で楽しく芋ほりができました。参加した外国人の中には農業の知識がある方が多く、やさしい日本語を使い、皆でさつまいもや野菜のことを話しながら芋ほりを行い、あっという間に収穫が終わりました。

(3)「ガネ作り教室」
垂水市市民館で、収穫したばかりのさつまいもを使った「ガネ作り教室」を、食生活改善推進員の方々と共催で行いました。ガネと鶏の照り焼きの作り方を教わったほか、難問の多いさつまいもクイズもあり、大変盛り上がりました。その後、参加者全員で作った料理をおいしくいただきました。

▽参加者へのインタビュー
・1日イベントに参加された方々
(1)ジュリーさん
出身/フィリピン
本市在住/3年
夢/日本に住み続けること
(2)マイケルさん
出身/フィリピン
本市在住/1年半
夢/母国で自分の畑を持つこと

まち歩きは、日本の方と話しながら散策ができて楽しかったです。芋ほりは初めての体験でとても楽しかったです。ガネ作り教室では日本の方だけでなく、他の外国の方との出会いもあり、友達ができて嬉しかったです。次は母国の料理講座を開きたいです。

お問い合わせ先:企画政策課政策推進係
【電話】0994-32-1111(内線245)