くらし 今一度、災害への備えについてご確認ください

■今年度から「災救マップ」を運用します!
「災救マップ」とは、「未来共生災害救援マップ」の略称で、避難所情報などを共有するためのウェブ情報システムです。
学校や公民館などの指定避難所や指定緊急避難場所などの全国施設情報を集約し、インターネット上で公開しています。避難所などの施設表示や開設情報表示、避難情報表示、道路の通行止めなどの危険箇所表示、ハザードマップ表示、標高表示、現在地から施設までの距離表示やルート案内(Google Maps)などの機能があり、リアルタイムでご確認いただけます。

市民の皆さまは、アプリのインストールやユーザー登録などの必要がなく、無料でご利用いただけます。ご利用の際は、スマートフォンの位置情報をオンにして、災救マップと検索するだけで簡単にご確認いただけます。
詳細は、以下の二次元コードから災救マップのホームページをご覧ください。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■防災豆知識コーナー
毎年、夏から秋にかけて全国で大雨や台風などの災害が発生し、多くの被害が出ています。
そこで、そうした災害時に役立つ豆知識をいくつかご紹介します。

▽畜光シールを活用しましょう。
畜光シールとは、蛍光灯や太陽光などの光を蓄えて暗闇で発光するシールです。夜間の急な停電時に、明かりの確保や誘導表示に有効です。
また、畜光と発光をほぼ永久的に繰り返すことができますのでとても便利です。

▽ローリングストックで無駄なく備蓄する。
備蓄品を定期的にチェックし、賞味期限が短い物から消費し、消費した分を新たに買い足すことで無駄なく備蓄できます。

▽ペットボトルのふたを有効利用しましょう。
ペットボトルのふたに細かい穴を開けたものを準備しておけば、手洗いで水を使う時に節水となり、貴重な水を大切に使うことができます。

■「線状降水帯」に要注意!事前の避難や対策を!
鹿児島地方気象台は、「顕著な大雨に関する気象情報」の発表基準を満たすような大雨の可能性が予想される場合、「線状降水帯」というキーワードを使って広範囲に注意を呼びかけています。線状降水帯とは、一定の地域を通って続く細長い帯状の降水帯のことを指し、局地的な豪雨や雷雨、突風などの天候現象を伴うことがあります。この呼びかけだけで避難行動をとるのではなく、大雨災害に対する危機感をより早い段階で高めるとともに、ハザードマップや避難所・避難経路の確認などを行っていただくことが重要です。

▽防災ハザードマップの使い方
・自宅の位置を確認しましょう。
・自宅付近の避難所などを確認しましょう。
・災害想定地区を避け、避難経路を決めましょう。
・実際に避難経路を歩いてみて、安全を確認しましょう。

日置市では、市民の皆さんがどこでも防災情報などを受け取れるように、携帯電話やパソコンなどでメール配信をする「ひおき情報メール」サービスを提供しています。また、日置市公式LINEでも防災情報や市政情報などをいち早く配信しています。どちらも登録は無料ですので、ぜひご登録いただき情報収集にご利用ください。

■夏から秋にかけて災害が多発します。風水害に備えましょう!
毎年、夏から秋にかけて全国で大雨や台風などの災害が発生し、多くの被害が出ています。事前にハザードマップなどを確認しましょう。また、警戒レベルは、災害発生の危険度が高くなるほど数字が大きくなります。避難行動の再確認をお願いします。

・市町村が災害の状況を確実に把握できるものではないなどの理由から、警戒レベル5は必ず発令される情報ではありません。
・警戒レベル5では、直ちに命を守るために自宅や施設の高い場所への移動、崖から離れた部屋に移るなど、最善の行動をとる必要があります。
・警戒レベル3では、避難に時間を要する人(高齢者の方、障害のある方、乳幼児など)とその支援者は危険な場所から避難をしましょう。その他の人は、避難の準備を整えましょう。