- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県霧島市
- 広報紙名 : 広報きりしま 2025年11月上旬号
霧島市にはたくさんの企業があり、そこで多くの若者が生き生きと働いています。
このコーナーでは、そんな企業や若者の暮らしを紹介します。
第84回は、大和電機株式会社の岩元匠さん(36)です。
就職を控える生徒や学生の皆さん、ぜひ霧島市で働き・暮らすという未来を描いてみませんか。
■50年以上培ってきたノウハウで電気の課題を解決。
大和電機株式会 社岩元匠さん(36)
垂水市出身。平成25年入社。
趣味は釣り。国分在住。
「明るく活気があります。」

◆ON
国分下井を拠点に、大規模な施設から公共工事、家庭の設備工事まで、地域に根差した幅広い電気工事業を展開する大和電機株式会社。令和3年に完成した牧園総合支所の電気設備にも携わるなど、確かな技術でまちづくりを支えています。
「私たちは電気工事業をはじめ、再生可能エネルギーに関する太陽光発電事業、LED照明の普及やオール電化といった省エネ事業など、多角的分野から電気に関する地域の課題解決に取り組んでいます」と話すのは経営企画室の谷山陽子さん(43)です。「私たちが大切にしていることの一つに『挑戦』があります。当社の自慢である技術力は、電気のさまざまな課題と50年以上向き合い、試行錯誤やチャレンジを積み重ねてきたからこそ生まれたものです」と続けます。
社員が生き生きと働ける環境づくりにも注力している同社。3年に1度は国内外で研修旅行を実施し、社員同士の親睦を深める場にもしています。福利厚生には、社員とその家族も無料で利用できるフィットネスジムのほか、スポンサーを務めるプロスポーツチームの試合の無料観戦などがあり、社員と家族の健康や楽しみを支えます。
同社の再生可能エネルギーへ挑戦する姿勢に魅力を感じて入社したのが、入社13年目の岩元匠さん(36)です。働きながら1級電気工事施工管理技士の資格を取得し、現在は現場管理を任されています。「現場管理は協力会社との打ち合わせや図面の作成など、責任が重い作業が多いですが、複雑な施工が安全に滞りなく完了した時の達成感はひとしおです」とほほ笑む岩元さんは、後輩の指導にも当たります。「経験が浅いうちは失敗もあると思いますが、私がフォローするので、後輩たちには失敗を恐れず、会社が大切にしている『挑戦』を思う存分実践してほしいですね。一緒に成長していける、そんな関係でありたいなと思います」
▽取材協力企業
大和電機株式会社
国分下井2297-10【電話】46-6160
【URL】https://yamato-sun.com/
※「大和電機株式会社」で検索
▽会社概要
代表者:岩﨑健太
設立:昭和53年8月
資本金:2,000万円
売上高:34億円/令和7年6月期
初任給:219,600円~
平均年齢:40歳
月平均残業時間:16時間
従業員数(男/女):30人(21人/9人)
採用実績(新卒/中途):3人(0人/3人)(令和6年度)
有給休暇の平均取得日数:9.9日/年
育児休業取得者数(男/女):2人(2人/0人)(令和6年)
勤務時間:午前7時50分~午後5時(年間休日120日)
◆OFF
ラーメン巡りをしていて出合ったのが溝辺町麓にある「ラーメン峠」です。木目調のカウンターやあんどんの照明など温かい雰囲気の店内は、なんだか懐かしい気持ちになります。お店のこだわりは、なんといっても「手作り」。『毎日食べても飽きないラーメン』を目指し、一から手作りにこだわった手間を惜しまない一杯です。
中太のちぢれ麺はつるつるとのどごしが良く、スープがよく絡みます。じっくり煮込まれたスープは、豚骨の深いうまみがありながらも後味は軽やか。肉のだしが逃げないように、分厚く食べ応えのある形のまま出てくるチャーシューは、口に入れると肉汁がじゅわっとあふれます。見た目の重厚感とは裏腹に、気づけばぺろりと完食しているラーメン。一度は味わってほしい一杯です。
▽ラーメン峠
場所:溝辺町麓308-3
営業時間:午前11時~スープが無くなり次第終了
駐車場:約20台
店休日:第2・4土曜、日曜、祝日
問合せ:ラーメン峠
【電話】58-4408
