- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県志布志市
- 広報紙名 : 市報しぶし 2025年11月号
◆11月は不法投棄防止強化月間
鹿児島県では、廃棄物の不法投棄などの根絶を図るため、毎年11月を「不法投棄防止強化月間」と定めています。期間中は、不法投棄防止の啓発活動や廃棄物の不法投棄防止パトロールを強化しています。
市内でも、この機会に一人一人が「不法投棄をしない。させない。見かけたらすぐ電話を」という意識を持ち、不法投棄のない住みよい地域をつくりましょう。
※産業廃棄物の不法投棄を発見したら、県庁廃棄物・リサイクル対策課までご連絡ください。
問い合わせ先:県庁 廃棄物・リサイクル対策課
【電話】099‒286‒3810(サンパイゼロ)
◆メリケントキンソウに注意!
メリケントキンソウは南米原産の外来生物で、庭や公園、駐車場などの明るい場所に生育しています。5月~6月頃から実を結び、その果実にあるトゲが手足に刺さるとケガをするおそれがあります。このトゲは、タイヤや靴裏にも刺さることがあり、その状態のまま移動することで、意図せず生息地を拡大させることにつながります。生息地へ立ち入った際には、靴底に種子が刺さっていないかチェックするなど、拡大防止にご協力ください。
10月から3月にかけては、駆除しやすい発芽期にあたります。見かけたら駆除をお願いします。駆除の際には、ゴム手袋をつけるなど安全に配慮し、引き抜いたり工具を使ったりして除去し、枯らしてから一般ごみとして出してください。その際は、袋に「外来生物が入っています」と記入してください。
▽メリケントキンソウの特徴
・先端の葉が細長く明るい
・枝分かれして毛が多い
・中心→枝先の順にトゲのある果実をつける
◆高下谷公園のオオフサモ
市生物多様性センターでは、定期的に高下谷公園のオオフサモを取り除いています。オオフサモは、在来種との競合による駆逐や水路の水流阻害など、生態系や農業への被害が問題視され、平成18年2月から「特定外来生物」に指定されています。一時期はかなり繁殖していましたが、定期的に除去することにより現在は増加を抑えています。
オオフサモは、元々この公園に存在しなかった生物で、誰かが持ち込んだものと考えられます。
外来種被害予防3原則は「入れない」「捨てない」「拡げない」です。外来生物による被害を未然に防ぐための基本的な行動指針です。ご協力をお願いします。
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問い合わせ先:志布志庁舎 市民環境課 環境政策グループ
【電話】472-1111(内線239)
