くらし 公立病院だより

■人生会議について
ご自分の将来でいよいよとなったら、どのような最期を迎えたいかお考えになったことはありますか。できるだけ自然な形で最期を迎えたい、できる限りの延命治療はしてほしい、これだけはしておきたい、最期は自宅で、など様々な考えがあるでしょう。
「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング/ACP)」といって、治療と療養生活について本人の意思を主体に、家族や近しい人、医療者とあらかじめ話し合う取り組みがあります。人生の最終段階では、約70%の方が自らの治療に対する希望を伝えられなくなるといわれています。自分の思いを周りに話しておくことは、もしもの判断を迫られた時ご家族の負担軽減に繋がります。どんな最期か、というよりどんな生き方をしたいか、「決める」ということにこだわらず、繰り返し話し合うことが大切です。ACPは「まだ早いかな?」と思った今がちょうど良いタイミングかも知れません。気軽なきっかけから話してみませんか。

■公立種子島病院の診療情報

※当番医　7日(日)
※火曜日の整形外科の受診を希望される方は、必ず来院前に電話でお問い合わせをお願いします。
※12月9日(火)・30日(火)の整形外科は休診
※夜間、休日は外来対応しておりません。休日は当番医の受診をお願いします。

公立種子島病院　病棟看護師　山下　真子
【電話】26-1230