くらし まちの話題(1)

■農林水産業の発展を祈願
第45回中種子町農林漁業祭
11月2日に、役場で第45回中種子町農林漁業祭が開かれ、秋の実りを楽しみに、たくさんの人でにぎわいました。
式典は、中央公民館大ホールで行われ、農業振興に多大な貢献のあった個人と生産団体などへの表彰がありました。式典後に、平鍋集落郷土芸能保存会による郷土芸能「平鍋大踊り」が披露されると、観衆から盛大な拍手が送られました。
役場前駐車場とその前方道路を歩行者天国にして行われた即売会は、中種子火縄銃保存会による試射で開幕し、肉や魚、野菜、苗木、各種加工品や特産品などの即売に加え、焼き芋(安納いも)やサトウキビジュース、豚汁、フィッシュバーガーなどの無料配布が行われました。
来場者は次々に各試食や売り場を回り、目当ての品物を求めて各ブースには長い列ができました。
また、恒例の牛乳早飲み競争やお楽しみ抽選会なども大盛況で、子どもから大人までたくさんの人が楽しんだ農林漁業祭となりました。

■様々な芸術や文化に親しむ
第47回中種子町民文化祭
第47回町民文化祭が11月2日から4日の3日間(舞台発表は3日のみ)、種子島こり~なで開かれ、様々な芸術や文化を楽しみました。
館内には生け花や押し花、習字、俳句、絵画などの力作が展示され、来場者が熱心に鑑賞をする姿が見られました。
舞台発表は、20団体の舞踊やダンス、合唱や演奏などがあり、日ごろの練習の成果が発揮されていました。

■サッカーイベント「種子島BIG VISION」
サッカー元日本代表とのふれあい 音楽ライブも盛り上がり
10月19日に、中種子陸上競技場において、第3回「種子島BIG VISION」が開催されました。
地元企業の(株)VillageAIが企画し、サッカー元日本代表の福西崇史さんの協力により、16人のサッカー選手が集結して、午前は島内の小中学生を対象にしたサッカー教室が行われました。午後は地元の高校生、社会人チームとサッカーのエキシビジョンマッチがあり、元日本代表との白熱したプレーが繰り広げられました。
また試合後は、音楽ライブが行われ、会場が一体となり、歓声と熱気で盛り上がりを見せました。
今回、種子島BIG VISIONから町に、サッカーのゴールネットが寄贈されました。

■長年にわたる地域安全活動を評価
美園サナミさんに鹿児島県防犯功労者賞授与
11月6日に町長室で、「鹿児島県防犯功労者賞」の表彰伝達式があり、種子島警察署長から美園サナミさん(美座)に、表彰状と記念品が授与されました。
美園さんは、種子島地区防犯協会の地域安全モニター(中種子地区)として、長年にわたり、犯罪のない安全で安心な町づくりのための青パト巡回パトロールや、地域安全活動などが評価されました。

■フェリーの往復乗船券を子どもたちに
市丸グループから町内児童生徒527人へ
10月22日に、市丸グループから町内の小中学生527人に「プリンセスわかさ」の往復乗船券と、町への寄付金が贈られました。
これは、8月11日に執り行った名誉町民市丸良一氏の町民葬に対するお礼として贈られたもので、市丸隆二郎社長が、種子島で過ごした少年時代に、鹿児島本土に行くことを楽しみにしていた思い出を重ね、子どもたちの思い出づくりになればと贈ったものです。
また、寄付金には、昔の様な活気ある町を取り戻すために役立てて欲しいとの思いが込められています。

■文化活動を通じた交流 共生劇場
10月6日に、中央公民館で種子島文化活性化倶楽部が主催の「共生劇場」があり、100人以上が来場しました。
この劇場は、文化活動を通じて、障がいを持つ人も持たない人もだれもが同じ舞台で共演し、交流することを目的として開催され、劇やバレエ、落語の発表が行われました。
劇は、特別支援学校の子どもたちと須山バレエ教室の生徒が共演して、共生社会を描いた物語を演じ、子どもたちの演技に、観客の温かな拍手が送られました。

■ジェルキャンドル作り
中種子チャレンジ・キッズ第4回活動
10月26日、中種子チャレンジ・キッズ第4回活動「ジェルキャンドル作り」があり、9人の子どもたちが参加しました。
子どもたちは、染色して板状に固めたジェルを、ランダムにカットして瓶に詰めた「クラッシュゼリーキャンドル」と、小さい花やどんぐりなどの装飾品を入れた「ジェルキャンドル」の2種類を製作しました。
個性豊かで色鮮やかなジェルキャンドルが完成し、子どもたちは、また作りたいと嬉しそうに話しました。