くらし まちからのお知らせー生活環境課ー

■9月20日から26日は動物愛護週間です
動物の愛護及び管理に関する法律に基づき、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼育についての理解と関心を深めていただくための週間です。
ペットは私たちの生活にやすらぎを与えてくれる、かけがえのない存在です。また、ペットからみても、生きていくうえで飼い主が唯一のよりどころとなっています。ペットをかわいがるだけでなく、正しく最後まで責任を持って飼い続ける覚悟を持ち、命の大切さについて考えてみましょう。

▽守ってほしい5か条
動物を飼うことは、動物の命を預かることです。飼い主は、動物が健康で快適に暮らせるようにするとともに、社会や近隣に迷惑を及ぼさないようにする責任があります。
人と動物が共に生きていける社会の実現には、飼い主のモラルとマナーが必要です。
(1)動物の習性等を正しく理解し、最後まで責任をもって飼いましょう。
(2)人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけたりしないようにしましょう。
(3)むやみに繁殖させないようにしましょう。
(4)動物による感染症の知識を持ちましょう。
(5)盗難や迷子を防ぐため、名札やマイクロチップなどで所有者を明らかにしましょう。

▽防ごう!ペットの熱中症
人に限らずペットも熱中症になります。犬や猫などの動物は、密な毛におおわれており、体温調整が得意ではありません。加えて、人に比べて体高が低く、地面からの熱を受けやすい環境下にいます。
(1)夏の日中の散歩や外出は、熱中症や肉球のやけどの危険性もあります。散歩等は早朝や夜などの涼しい時間帯にしましょう。
(2)屋外に係留する場合も、直射日光のあたる環境は避け、日陰のある風通しのよい場所を選択し、十分な水を準備しましょう。
(3)室内であっても適切な温度・湿度管理をすること、加えてペットが自ら快適な場所に移動できるような環境を整えましょう。
(4)冷房の効いていない車内はわずかな時間であっても非常に高温になります。短時間でも車から離れる場合はペットと一緒に行動することを心がけましょう。

▽ペットの災害対策
災害が起こったときに最初に行うことは、もちろん飼い主自身や家族の安全確保ですが、ペットの安全確保についても、普段から考え備えておく必要があります。
災害時、あなたとあなたの大事なペットを守るために、いまできることを考えましょう。
(1)ワクチン接種や寄生虫の駆除など、健康面のチェックを行いましょう。
(2)最低限のしつけや、ケージに慣らす訓練、マイクロチップなどによる所有者明示をしましょう。
(3)住宅の災害対策や、フード、トイレシートなどのペットの避難セットの準備をしましょう。
(4)ペットの受入れ対応を含め、事前に避難場所の確認をしましょう。

動物の飼育などに関することは、役場生活環境課生活衛生係【電話】43-5900または屋久島保健所【電話】46-2024にお問い合わせください。

問合せ:生活衛生係