- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県徳之島町
- 広報紙名 : 広報徳之島 令和7年8月号
■県遊協徳之島支部、自然保護協へ5年連続寄附
鹿児島県遊技業協同組合徳之島支部から、徳之島地区自然保護協議会へ10万円の寄附があり、6月19日、寄附金贈呈式が役場で行われました。同組合からの寄附は今回で5年連続5回目となります。贈呈式では、「自然保護のため有効活用していただきたい」と、同組合徳之島支部長の池田敏博氏から、徳之島地区自然保護協議会会長の元田浩三氏へ寄附金が手渡されました。これまでの寄附金は、同協議会が発行する自然保護の普及啓発資料等に活用されています。
■重久さん・原さん、全国食改推進員連絡協名誉会員に
町食生活改善推進員連絡協議会の重久静枝さん(92)=徳和瀬=、原節子さん(90)=亀徳=が、令和7年度全国食生活改善推進員連絡協議会の名誉会員賞を受賞し、6月23日、町保健センターで賞状の伝達がありました。重久さんと原さんは、昭和49年の町食生活改善推進員連絡協議会発足当初から、地域の食生活改善や食文化継承の担い手として50年間の長きにわたって活躍されました。伝達式には重久さんが出席。健康増進課の吉田課長より賞状が手渡されました。
■トライアスロンIN徳之島、炎天下and雨天の中熱戦
「第38回トライアスロンIN徳之島大会」が6月29日、徳之島を一周する全長97キロのコースで開催されました。参加者は、総合の部に444人、リレーの部に74組と、昨年を上回る選手が出場。強い日差しが照りつける中、時折雨にも見舞われる変化の激しいコンディションでの熱戦となりました。バイクコースの一部となった徳之島町では、北部から南部にかけて鉄人たちが疾走。沿道では地元住民から選手へ大きな声援が送られ、交通整理やエイドステーションなど、町民ボランティアが大会運営と出場選手の頑張りを支えました。
■犯罪の無い社会へ、社会を明るくする運動出発式
7月の「社会を明るくする運動」強化月間・再犯防止啓発月間にあわせ、7月1日、役場で出発式があり、内閣総理大臣と鹿児島県知事のメッセージが保護司から町へ伝達されました。今年で75回目を迎えた同運動は、犯罪や非行を防止し、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪のない地域社会を築くための全国的な運動です。本町では8人の保護司が中心となって運動を推進しており、同日は運動啓発活動の一環として町内の小・中学校への訪問も行われました。
■空き家対策等の課題解決へ向け、集落支援員着任
空き家対策などの集落の課題解決に取り組む「集落支援員」として、7月1日に藤野佑規さんが着任し、委嘱状交付式が行われました。藤野さんは大阪府出身。2年前のオープンウォータースイミング徳之島大会で初来島し、大会でのおもてなしや島民の人柄の良さ、優しさに感動。「いつか徳之島へ移住して島民の方の役に立つ仕事がしたい」との思いから、町の集落支援員に応募し採用となりました。今後は、喫緊の課題である空き家対策をメインに活動が行われます。
■島口・島唄・民舞の祭典、バラエティ豊かに舞台発表
「第40回島口・島唄・民舞の祭典」が7月6日、町生涯学習センターで開催されました。徳之島の大切な文化である島口・島唄の継承を目的に開催されている同祭典。イベントは司会もすべて島口で進行し、来賓あいさつでは、徳之島町議会の行沢弘栄議長も島口を披露しました。ステージ発表には個人や団体7組が出演し、島唄や踊りのほか、バイオリンでの民謡演奏、全編島口での落語など、来場者は、ユーモアあふれる方言や島唄の魅力を堪能しました。