- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県徳之島町
- 広報紙名 : 広報徳之島 令和7年9月号
何となく不安を感じたり,心がもやもやしたりすることはありませんか?
その気持ち,誰かに話してみませんか
■9月10日から9月16日は自殺予防週間です
鹿児島県では,自死によって毎年約300人もの尊い命が失われています。
自殺は,その多くが「追い込まれた末の死」であり,背景には,過労,生活困窮,育児や介護の疲れ,いじめや孤立など様々な社会的要因があると言われています。
身近な人に相談してみることで,気持ちが少し楽になることもあります。相談しづらい時には,電話やSNSでの相談窓口を活用する方法もあります。
また,大切な人の様子がいつもと違うと感じた時には,声をかけてみてください。その声かけが不安や悩みを少しでもやわらげることにつながるかもしれません。
■私たちにできること…大切な人が悩んでいることに気づいたら,一歩勇気を出して声をかけてみませんか
○気づく(サインに気をつけましょう)
自殺を思いつめた人は,悩みながらもサイン(こころのサイン)を発していることが多いと言われています。
「いつもと様子が違う」という周囲の気づきが大事です。
○話に耳を傾ける「傾聴」
本人の気持ちを尊重し,耳を傾けて話を聴いてください。(その際は,安易な励ましや一方的な説得は慎みましょう)
人に話をすることによって,気持ちが落ち着いたり,抱えている問題の整理ができる場合があります。
○つなぐ(専門相談窓口に相談しましょう)
健康問題,多重債務や消費生活問題,職場や介護の問題など,専門相談窓口に相談することで,解決策を見いだすことができます。
相談窓口を活用してください。
○見守り・支える
自殺は「孤独の病」とも言われ,追い込まれた人は「孤立感」「孤独感」を強く感じています。
周囲の温かい支えが孤立した気持ちを和らげます。
相談窓口については下記をご覧下さい
■電話相談窓口
令和7年7月時点での情報です。(※相談日は,基本的に土・日・祝祭日・年末年始の休みを除きます。)
■SNS相談窓口
■自死遺族等の分かち合いの会(こころ・つむぎの会)
(厚生労働省「主な相談窓口一覧」,「まもろうよこころ」より)
作成:鹿児島県自殺予防情報センター(鹿児島県精神保健福祉センター)
問合せ:鹿児島県