その他 ET-KINGに特別インタビュー

ET-KINGは1999年に結成し、2006年にメジャーデビュー。代表曲に「愛しい人へ」「ギフト」などがあります。今年7月、徳之島をテーマにした新曲、「ワイドでまいど」を配信リリースしました。今回、特別にオンラインでお話を伺いました。

Q:令和4年のほーらい祭りから始まり、3年連続徳之島でライブを行っています。印象に残っている出来事、場所等があればお伺いします。

コシバKEN:闘牛場(なくさみ館)。他にはないし僕らも生まれて初めて行った場所。まだ大会を見れていないが、会場の雰囲気や資料館の映像等を見せてもらって、島の人たちの大切な場所なんだろうなと感じた。

KLUTCH:牛舎に行き闘牛に触れたこと。貴重な体験をさせてもらった。役場の近くのラーメンも美味しかった。(茶茶の鶏飯ラーメン)

センコウ:「ワイドでまいど」のジャケットは、牛舎でみんなで一緒に撮ってもらった写真を使わせてもらった。阿権小のみんなに会えたこと、島っこガイドで集落を案内してもらい嬉しかった。毎年、ただいま!って戻って来ることもできている。

DJ BOOBY:やはり自然がすごい。海もきれいだし、あの岸壁(犬田布岬)はすごかった。

Q:今回の新曲、「ワイドでまいど」を作ろうと思ったきっかけ、歌に込めた思い等をお伺いいたします。

センコウ:初めてほーらい祭りに行かせてもらった時、みんなに楽しんでもらえてすごく嬉しかった気持ち。飛行機から島に降りた時に横断幕を用意して迎えてくれたり、帰る時も飛行機が飛び立つまで手を振ってくれたり。阿権小の子どもたちがワイドワイド!って車を追いかけてきたのがすごく嬉しかった。その嬉しかった気持ちを歌にしたくて、大阪に帰ってからすぐに制作に取り掛かった。気持ちが熱いうちにみんなでメロディーに歌詞をつけた。ET-KINGは、「歌は手紙」と言って曲を作っているので、一つ徳之島の人たちに手紙を返せたのかなと思っている。

Q:昨年のライブ後、一週間くらいで曲ができたって送ってくれましたね。

センコウ:デモをすぐ作って聴いてくれって送って。島の人たちと曲を作りたいという思いがあったので、三味線・太鼓・指笛・阿権小の子どもたちのコーラスを録ってもらい曲の中に落とし込むことができて、すごい良かった。

コシバKEN:もともとリリースは考えてなかったけど、多くの地元の方から聞きたいと言ってもらい配信リリースに辿りついた。だからめちゃめちゃ流行っていると思うんですけどどうですか?

Q:めちゃめちゃ流行ってます。

センコウ:6月のライブで初披露したけど、えらい盛り上がってアンコールでもう一度歌うという。新曲披露であそこまで盛り上がったのは初めてだったと思う。

Q:知り合いが今年行ったライブの中でET-KINGのライブが一番楽しかったようですよ。

全員:ほれー!!それ書いときましょう!書いといてください!

Q:最後になりますが徳之島のみんなにメッセージをいただいてもよろしいでしょうか?

センコウ:どんどん距離が近くなり、帰れる島の一つ。歌を届けにまた帰るので待っていてほしい。

コシバKEN:大阪のミュージシャンたちも徳之島をいいところだと言っている。僕らも大阪で徳之島のことを話せたらと思うし、みなさんも大阪へ遊びに来てもらい好きになってもらえたら嬉しい。

KLUTCH:素敵な島なので僕らも徳之島の良さをいろんな人に伝えていく。ET-KINGのことをもう少し広めてもらい、また徳之島でライブができるよう応援してもらえたら。

DJ BOOBY:毎年一回は徳之島でライブができたら。よろしくお願いします。

今回、インタビューに応じてくださったET-KINGさんが島をモチーフに歌った新曲「ワイドでまいど」ぜひ聞いてみてください!

◎ET-KINGが歌う徳之島へのラブソング「ワイドでまいど」
※視聴は、本紙7面のQRコードから!