くらし まちの話題 2025 JUL-SEP(1)

■JUL 21
◇過去から未来へつなぐ「えらぶ川めぐりツアー」開催
7月21日、「第2弾えらぶ川めぐりツアー」(主催:知名町地域女性連絡協議会、JAあまみ知名女性部)が開催されました。
当日は、募集定員を超える26名が参加しました。天候にも恵まれ、小学生から大人まで、幅広い世代の参加者がバスに乗って、島の暮らしに欠かせない湧き水「川(ごう)」をめぐり、昔ながらの生活の知恵や歴史に触れていました。
あしびの郷・ちなを出発し、田皆のクラゴーや瀬名の湧水メーゴーラなど、7カ所を巡り、それぞれの川にまつわる民話や風習を学んでいました。

■AUG 29
◇松田鋼季選手を招き、「English Day Camp」を開催!
8月29日、沖泊海浜公園で、「2025 English Day Camp in China」(主催:教育委員会)が開催されました。本イベントは昨年度に引き続き、米プロバスケットボール松田鋼季選手を講師として招いて開催し、31名の小中学生が参加しました。
「英語に対する抵抗軽減」、「英語を積極的に使い、それに伴って間違えたりすることは決して恥ずかしいことではない。」をコンセプトに、「英語ふれあい編」は小学生、「英語実践編」は中学生を対象に実施しました。「英語実践編」は、ほとんどの時間を英語のみで進行し、講師の話す英語を聞き取り、中学生も英語で応答する姿が見られました。暑い中でしたが、子ども達は英語を取り入れた活動に、楽しそうに取り組んでいました。

■AUG 16
◇サンゴの植付体験イベントが開催されました!
8月16日、沖永良部の豊かな海と生態系を育むサンゴ礁の保全の必要性を学ぶことを目的として、町内の小学生を対象としたサンゴの植付体験イベント(主催:知名町サンゴ礁保全対策協議会)が開催されました。
イベントでは、サンゴスティックと呼ばれる、サンゴの養殖基盤材に参加者の名前を書いた後、自然界において折れてしまったサンゴを針金でくくりつけ、専用の接着剤で固定しました。イベント終了後は、協議会のダイバーが水深約30メートルの海底に植付をしたサンゴを移植しました。
植付したサンゴは生育を経過観察し、町ホームページにおいて、公表していく予定です。

■AUG 30
◇バスケットクリニックandまつだこうきカップを開催!
8月30日から31日にかけて、町民体育館にて、米国でプロバスケットボール選手として活躍する松田鋼季選手をお招きし、バスケットボールクリニックとまつだこうきカップ(主催:ELOVE・沖永良部バスケットボール連盟)が開催されました。
松田選手は米のフェニックス・バレー・アウトローズに所属。北海道礼文島出身で、沖永良部島には2022年から4年連続で来島し、島の子ども達に競技の魅力を伝えています。
2日間で延べ150名が参加し、最終日のまつだこうきカップには、小学生から社会人の計11チームが参加。優勝を目指し、白熱したプレーが繰り広げられました。
また、大会終了後は松田選手含む連盟チームと中学・高校合同チームのエキシビジョンマッチで盛り上がりました。

■AUG 27
◇学びあう夏、つながる夏―下平川小×沖高生 自習教室―
8月27日、下平川小学校会議室にて、「高校生といっしょに勉強しよう!」と題した自習教室(主催:下平川小学校、協力:沖永良部高校)が開かれました。この取り組みは昨年に続き2年目で、地域の高校生がボランティアとして参加し、小学生の学習を支援しています。
小学5年生の安田雄樹さんは、「高校生に教えてもらうと分かりやすく、勉強が進みます。」と話しました。指導にあたった沖永良部高校2年生の長野咲恵さんは、「将来は高校の先生になりたいと思い参加しました。小学生に教えるには、言い回しを工夫する必要があり難しいですが、元気をもらえます。この経験を将来に生かしたいです。」と話しました。夏休みの最後を、学び合いと交流で締めくくる自習教室。子ども達にとっても、高校生にとっても成長の機会となりました。