- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県知名町
- 広報紙名 : 広報ちな 2025年10月号
■SEP 5
◇下平川老人クラブ知事表彰受賞を町長に報告
9月5日、町長室にて下平川老人クラブによる知事表彰報告会が行われました。この日は、下平川老人クラブ会長の沖良子さん、副会長の松元慶ニさんが来庁し、町長に報告を行いました。
会長の沖さんは、「できることをやってきた。今後も草取りだけでなく、楽しみ事も交えながら活動を続けていきたい。」と今後の活動への意欲も話していました。
下平川老人クラブは2014年度から県の緑地帯に花木を植え、管理しているほか、地域の美化活動に取り組んでいます。知事表彰は、長年道路美化活動に努め、実績が顕著な民間の団体や個人に贈られる制度です。今年度は県下10団体が表彰を受けました。
■SEP 3
◇長谷川工業株式会社が電動キックボードを13台町へ寄附
9月3日、役場にて、長谷川工業株式会社から電動キックボード「KS5 PRO」を13台寄附いただいたことによる贈呈式が行われました。同社は企業版ふるさと納税制度を活用し、全国8自治体へ物納寄附を行っており、離島地域では初の導入となりました。寄附を受けた今井町長は「電動キックボードは、脱炭素の町づくりに貢献できる。手軽な乗り物からEV化を進めていきたい。」と話していました。
贈呈式後には役場前やフローラルパークにて試乗会も行われ、参加者は快適な乗り心地を体感しました。今後、おきのえらぶ島観光協会やフローラルホテルへ導入される予定で、町民や観光客などを対象に活用していきます。
■SEP 17
◇ミューラルアート(壁画)が小学生の通学路に描かれる!
9月17日、旧庁舎前の交差点付近にて、ミューラルアーティスト「kensuke takahashi」氏がミューラルアートを描きました(主催:原田酒造(株))。
ミューラルアートとは、建物やシャッター、壁画などの壁全体をキャンバスに見立て、所有者の許可を得て制作される壁画アートです。地域の景観向上や活性化に寄与するため、全国的に広がりを見せています。制作する中で、下校中の小学生が立ち寄り、壁画アートに釘付けになっていました。
田皆中学校2年生の武元 和(たけもと にこ)さんは、「壁に大きなクジラが描かれていて、迫力感があった。通学路ではないけど、学校が休みの日に友達と見に来たい。」と話していました。
翌18日には、知名中学校において、同氏が、「好きなことを仕事にする魅力」をテーマに、生徒に熱いキャリア講演を行いました。
■AUG 26
◇戦後80年を迎えて正名字の戦争体験者から戦争体験を聞く
8月26日から27日にかけて、正名字公民館にて、戦争体験を聞く集い(主催:正名字子供会)が開かれました。
ラジオ体操の後に、3名の戦争体験者が正名字の子供達に、戦時中の島の状況や空襲時の防空壕での体験、戦後の暮らしや生活の大変さ等について講話を行いました。戦争体験者の高齢化で直接話を聞くことが難しくなる中、同字は、子ども達に戦争体験を伝える場づくりを積極的に行なっており、戦争体験者は子供達に、「戦争は絶対にやってはいけない。」、「平和な日本・世界であってほしい。」と強く語り、子ども達も熱心に耳を傾けていました。
■SEP 6
◇これからも健康で長生きを!ご長寿表敬訪問
9月6日、令和7年度中に90歳または100歳を迎える方を対象に、表敬訪問が行われました。
今年度の対象者は新90歳が43名、新100歳が5名で、このうち17名の方を、町長とJAあまみ知名事業本部統括理事が訪問し、長寿をお祝いしました。
当日は感謝状と記念品を贈り、長寿をお祝いするとともに、これまでのご苦労をねぎらい、町長は、「これまで地域を支えていただいたことに感謝します。これからも健康で長生きしてください。」と声をかけていました。
