- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県知名町
- 広報紙名 : 広報ちな 2025年11月号
脱炭素社会の実現に向けた取組みについてシリーズ化し、町民の皆さんに「ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ」を分かりやすくお伝えします。
説明するのは、「むねりん。」こと企画振興課地域活性化企業人藤原宗徳さんです。
◎今回のテーマ
みんなでつくるゼロカーボンの島~未来のために、今わたしたちができること~
◇POINT 01
これまで、そしてこれからの話
これまで1年間にわたって、知名町のゼロカーボンアイランドに向けた挑戦を紹介してきたよ。新しい庁舎が使うエネルギーを自分で作れること、災害に強い電力網をつくること、高校生の通学をEVバイクで応援すること、たくさんの取り組みがあったね。2050年にゼロカーボンアイランドを実現するという大きな目標には、町や事業者に加えて、島民のみなさん一人ひとりの力が必要なんだ。この連載の最後に、私たちの未来のために、今からできることを一緒に考えてみよう!
◇POINT 02
わたしたちの「アクションプラン」
ゼロカーボンは、難しく考えなくても大丈夫。毎日の暮らしの中の、ちょっとした工夫が大きな力になるんだよ。
▽省エネを心がけよう!
使わない電気はこまめに消したり、省エネ家電を選んだり、小さなことから始められるね。
▽ごみをへらそう!
買い物のときはマイバッグを使ったり、きちんと分別したりすることも立派なアクションだよ。
▽地元のものを食べよう!
島でとれた野菜やお魚を食べると、遠くから運んでくるときに出るCO2をへらせるんだ。
▽移動を工夫しよう!
近い場所なら歩いたり、自転車を使ったりするだけで、環境にやさしい一歩になるよ。
▽学校でもできることがあるよ!
給食を残さず食べたり、使わない教室の電気を消したりするのも大切なアクションだね。町も、みなさんが楽しく取組めるようなイベントなどを企画していくから、ぜひ参加してね。
◇POINT 03
ゼロカーボンになると、どんないいことがあるの?
みんなでゼロカーボンアイランドを実現できたら、私たちの暮らしにこんないいことがあるんだって。
▽もしもの時も安心!
島でエネルギーをつくる仕組みが整うと、台風みたいな災害が起きても電気が止まりにくくなって、安心して暮らせるようになるよ。電気料金も安くなって、家計にもやさしくなるよ。
▽島の魅力がアップ!
環境にやさしい島として有名になれば、観光が盛りあがったり、新しいお仕事が生まれたりして、島全体がもっと元気になるかもしれないね。
▽未来への最高のプレゼント!
そしてなにより、私たちが大好きなこの島の豊かな自然を、未来の子供たちへしっかりと残していくことができるんだ。
沖永良部島の未来は、わたしたち一人ひとりの手の中にあるよ。できることから一つずつ、楽しみながらチャレンジして、みんなで自慢できる島を未来へつないでいこう!むねりん。のこの連載も今回で終わりです。1年間、みんなで一緒に学んできたゼロカーボンのこと、これからも続けていこうね。ありがとうございました!
