くらし 沖縄市長選挙 第14代沖縄市長に花城大輔氏が初当選(1)

沖縄市長選が1月26日に投開票され、無所属新人で前県議の花城大輔氏が3万1,267票を獲得し、初当選を果たしました。
市泡瀬の選挙事務所には、大勢の支持者や関係者らが詰めかけ、午後10時52分頃に花城氏の当選確実が報じられると、歓声とともに全員が立ち上がり、万歳三唱が行われました。
花城氏は「沖縄市民が桑江市長の人生を評価してくれた。選挙で市民に訴えたことを愚直に前に進めていきたい」と決意を述べました。

■就任のごあいさつ
このたび執り行われました沖縄市長選挙におきまして、多くの市民の皆様からの負託を受け、第14代沖縄市長に就任いたしました。
14万人余りの市民が暮らし、特色あるまちとして存在感を放つ沖縄市の市政をあずかる者としての重責を感じつつも、市民及び各方面からの多くの期待に応えなければと、日々、身の引き締まる思いでございます。
このたびの選挙では、「市政継承」を掲げ、沖縄市をさらに前進・発展させることを市民の皆様にお約束し、これからの市政運営を託していただきました。
国内屈指の設備を誇る沖縄アリーナや新たな沖縄観光の価値を創出する沖縄こどもの国、東海岸の魅力を高める潮乃森は、わがまちのランドマークとして市域全体の活性化を牽引します。今後、ランドマークの最大限の活用・整備促進はもとより、自治会を中心としたまちづくりをはじめ、スポーツコンベンションの推進やこどもの貧困対策、未来に輝くこども達の可能性を拡げるための施策、女性、若者の活躍を後押しする支援など、さらなる市民福祉の向上に向け、全力で取り組んでまいります。
これから4年間、市民の皆様が沖縄市を誇りに思えるように、私を市長に選んで良かったと思っていただけるように、桑江前市長の遺志を受け継ぎ、「慈愛と謙虚の心」を持って、職員とのチームワークを大切に、一つひとつの事業を丁寧にかつ全力で取り組み、沖縄市をさらに発展させていく所存でございますので、皆様のご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、就任のごあいさつといたします。
沖縄市長　花城　大輔

■沖縄市長選挙開票結果
(当選)　花城　大輔　氏　31,267票
無所属/自民、公明推薦

仲村　未央　氏　22,801票
無所属/立民、共産、社民、社大推薦

投票率　49.11%
投票総数　54,454票
無効投票　384票

桑江朝千夫氏の死去に伴う沖縄市長選挙に立候補したのは、無所属新人で前県議の花城大輔氏と無所属新人で前県議の仲村未央氏。前県議同士の一騎打ちとなりました。
1月26日に投開票が行われ、3万1,267票を獲得した花城大輔氏が初当選を果たしました。投票率は前回令和4年4月の沖縄市長選を3.97ポイント上回る49.11%でした。