講座 戦争体験者・中村英雄さんを招いて平和学習会を開きました

本部町女性連合会は6月26日(木)、もとぶ文化交流センターにて平和学習会を開催しました。
講師には、健堅区在住で96歳の中村英雄さんを迎え、町内の女性連合会会員や地域住民53人が参加しました。
中村さんは、1944年の「10・10空襲」で日本軍の潜水母艦「迅鯨(じんげい)」が目の前で沈没するのを目撃した体験や、戦時中・戦後の過酷な暮らしについて語り、「2度と戦争を起こしてはいけない。みんなで子どもたちに伝えてほしい」と願いを込めて話しました。
本部町女性連合会の山城幸恵会長は、「私たちが生活している見慣れた場所が、沖縄戦の時にどのような状況だったのかを聞くと、戦争が自分のことのように感じられ、怖くなりました。戦後生まれの私たちですが、戦争体験者のお話をしっかり受け止め、平和の尊さ、不戦の誓いを次の世代へつないでいきたい」と話しました。
参加者からは「とても貴重なお話を聞くことが出来て良かった」、「戦争の恐ろしさを知り2度と戦争を起こしてはいけないと思った」などの声がありました。