健康 金武町けんこうニュース Vol.134

■金武町の児童生徒の皆さん、朝ごはんしっかり食べていますか?
朝食を欠食する成人について、性・年齢別の調査によると、若い世代(20~30歳男女)の朝食欠食の割合が最も高く、約30%となっています。沖縄県は、朝食を食べる県民の割合を増やすことを目標にしています。

▽朝食を欠食する児童生徒の割合(全国)

・悪化してる…
(出典…文部科学省「児童生徒の体力・運動能力・泳力調査」、第4次沖縄県食育推進計画)

◇朝ごはんをしっかり食べて、3つの目覚ましスイッチをオンにしましょう!
・からだスイッチ
朝ごはんを食べて、からだ全体に栄養が行きわたると、体温が上昇します。体温が上がると血流が良くなるので、元気にからだを動かすための準備が整います。

・あたまスイッチ
脳のエネルギーは寝ている間にも使われています。朝ごはんをしっかり食べることで、脳にエネルギーが届いて、やる気スイッチが入り、集中力が高まります。

・おなかスイッチ
朝ごはんを食べると、胃腸がしっかり動くので排便が促されます。
おなかがスッキリするとからだの調子も良くなります。快便習慣も身につくようになります。

朝食欠食の習慣は、子どもの学力・体力にも影響を与え、将来的に、肥満や糖尿病など生活習慣病のリスクが高くなることが分かっています。

◇普段、口にしているものを振り返りながら、自分はどのステップかを確認してみましょう!
[ステップ1]
まずは、少量の飲み物・汁物からスタート!
・毎日食べる習慣をつくる。
・牛乳、豆乳、野菜ジュースインスタントスープでもOK!
・まずは1口から。

[ステップ2]
すぐに準備ができて、食べやすいものを選ぼう!
・手軽に食べられるものを用意。
・お子さんが一人でも準備出来るものを用意しておく。
例:
ごはん+ふりかけ
食パン+ジャム、チーズ
シリアル+牛乳
※菓子パンやカップ麺は、砂糖や脂質、塩分が多すぎるので朝食には向いていません!

[ステップ3]
栄養バランスを整えよう!
主食:(ごはん・パン・麺など)…エネルギーになるもの
主菜:(肉・魚・卵・豆腐など)…血や肉や骨を作るもの
副菜:(野菜、海藻、きのこなど)…からだの調子を整えるもの
一品ずつ揃えるとバランス良し

・前日の夕食の残りを利用。
・納豆や鮭フレーク、ミニトマト、冷凍ブロッコリーなど、手間がかからない食品を常備する。
乳製品、果物をプラスするとさらにバランスUP!

問合せ:金武町総合保健福祉センター
【電話】098-968-5932