山梨県の広報誌ふれあい 特集号 冬 vol.83

発行号の内容
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くらし
[巻頭特集]新提案!富士トラム(1)
■瀬戸際の富士山を救い、未来のやまなしをデザインする 富士山麓とスバルライン五合目を結ぶ富士山登山鉄道構想について、長崎幸太郎知事は新たに、「富士トラム」(仮称)を提案しました。 この構想は、富士山の来訪者コントロールを実現し、あるべき富士山の姿を後世に引き継ぐことを目指します。 富士トラムは「未来のやまなし」をデザインするアイデアです。 富士トラムとはどんな交通手段なのか。 なぜ、従来の鉄レール…
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くらし
[巻頭特集]新提案!富士トラム(2)
◇グランド・ビジョン ー県内に富士トラム網を張り巡らせるー リニア駅とスバルライン五合目。これら2地点をなぜ直結することができるのでしょうか。それは、富士トラムに導入する車両が、ゴムタイヤで走るからです。鉄レールを新たに敷設する必要がなく、既存の一般道を走ることができるので延伸が容易です。 県は、将来的に富士トラムを県内各地に延伸することも視野に入れています。実現したときの「グランド・ビジョン」も…
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くらし
[巻頭特集]新提案!富士トラム(3)
◆富士トラムの特徴はここ!なぜ来訪者コントロールにつながる? 富士トラムを一言で表現すると、「電車の形をしたニューモビリティ」です。ゴムタイヤなので、レールを走る鉄道に比べて走行音が小さく、快適で上質な旅を満喫できます。まさに電車とバスのいいとこ取りなのです。 富士山麓とスバルライン五合目を結ぶトラムは、車両に搭載したセンサーが道路上の白線や道路に埋め込んだ磁気マーカーなどを読み取って走行します。…
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くらし
[巻頭特集]新提案!富士トラム(4)
《これまでに上げられた懸念の声と今後の方向性》 ◇レール敷設 設置費用がかかるし、工期も長いメンテナンス費用も高いのでは? ◇ワイヤレス給電 積雪や落葉の影響受けない方式は現状であるの? [富士トラムにすると…] ◇ゴムタイヤで走行 運転は磁気誘導方式 ・電車の形をした乗り物なので、レールを敷く工事が不要。 ・工期が短く設置費用を大幅削減。メンテナンス費用も安価 ◇動力源は山梨県産のグリーン水素 …
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しごと
〔特集2〕「水素先進地やまなし」が大きく前進!(1)
■P2Gの量産工場が都留市にやってくる 世界中で脱炭素の動きが進む中、水素エネルギーへの関心が高まっています。燃料として使っても二酸化炭素を発生せず、地球温暖化の元凶ともいわれる化石燃料からの脱却につながるからです。 山梨県は、カーボンニュートラルのトップランナーとして、日本をリードし続けてきました。そして2024年、水素をつくる装置の量産工場が県内に新たに建設されることが発表されました。 充実し…
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しごと
〔特集2〕「水素先進地やまなし」が大きく前進!(2)
■水素であなたの暮らしが変わる 山梨県がつくった水素は、産業界から注目され、多くの企業が実際に使い始めようとしています。 海外からも「やまなしの水素」に注目が集まっています。 需要が高まって使う量が増えれば、水素エネルギーの製造コストは安くなっていきます。 「水素を使う暮らしが当たり前」の時代がまず、山梨県から始まろうとしています。 ◇TOPICS 1 ー水素を使った暮らしは遠い先の〝夢物語〟では…
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しごと
〔特集2〕「水素先進地やまなし」が大きく前進!(3)
◇TOPICS 3 ー米カリフォルニア州も注目!知事に国際会議への招待状がー 長崎知事は2024年11月、米国カリフォルニア州を訪ねました。県が富士北麓地域で進める「富士五湖自然首都圏フォーラム」の一行で視察しました。 フォーラムは、水素の活用を重要な柱の一つにしています。水素を活用した新技術やビジネスにチャレンジしたい人が集まって交流し、新たなビジネスモデルをつくり上げてほしいという狙いです。 …
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くらし
[特集3]TRY!YAMANASHI!が次のStageへ(1)
■根付き始めた新事業チャレンジ リニアが開業すれば東京・品川から約25分の距離!山梨が新たなビジネス拠点になるチャンスがやってくる――。 「開業後」を見据えて県は都内のスタートアップ(新興企業)などを集め、新技術の実証実験を行うテストベッドの聖地”を目指しています。 2021年から始まった「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」では、24年度までに43件のプロジェクトをオール山梨で支援…
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くらし
[特集3]TRY!YAMANASHI!が次のStageへ(2)
■PROJECT2 電気と水の自給自足で新たな暮らしを実現 「電気も水もないところで、自給自足の暮らしはできるのか?」 そんな実証実験をしたのは「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」の採択企業の1社であるU3(ユースリー)イノベーションズ合同会社(東京都港区)です。水や電気を公共インフラに頼らない〝完全オフグリッド〟の住居「オフグリッド・リビングラボ八ヶ岳」を2022年3月1日、北杜…
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しごと
山梨デザインセンター始動
■デザインの力で日本を元気にする。 ー山梨デザインセンター始動ー 山梨県は、社会課題の解決や地域の活性化につながる新たな拠点として、2024年11月、県立美術館附属「山梨デザインセンター」を防災新館2階に開設しました。 デザインセンターでは、多摩美術大学美術学部統合デザイン学科の永井一史教授をチーフデザインオフィサー(CDO)にお招きし、3名のデザインディレクターと共に、山梨のあらゆる資源をデザイ…
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スポーツ
[連載]未来を懸命に志す県民インタビュー 山梨懸人
■サッカースタジアムをみんなの居場所に 株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ 井尻真理子 人は、いつもきっかけを探しているのかもしれない。 未来に向け懸命に生きる県民を紹介する連載・山梨懸人の3回目の舞台は、サッカースタジアム。 そこには、山梨県の不登校問題の解消を目指す女性がいる。 なぜ、この場所なのか。彼女の取り組みから、社会問題解決のヒントが見えてくる。 ◇ある女性との出会い 物語は、1…
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その他
ふれあいスクエア
■PHOTO SPACE あなたが撮った写真を「ふれあい」に掲載しませんか?皆さんのとっておきの1枚、お待ちしています! ※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。 ■QandA SPACE 皆さんから寄せられた県政に関する疑問・質問にお答えするこのコーナー。今号の質問は、こちらです。 Q:空き古民家のマッチング始めたって聞きました。詳しく教えてください! やまなし空き古民家・レトロ建築バ…
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くらし
“いま”をお届けするやまなし県政ニュース
■[01デジタル]次世代育成と企業支援の担い手学生DXリーダー誕生 本県のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進する若手人材が新たに誕生しました。県は2024年9月から10月にかけて県内大学生を対象に実践型のDX研修を実施。第1期生として20名の大学生に中高生を指導するスキルや中小企業を支援するスキルを習得してもらいました。最終日には研修の集大成として仮想のレストランを事例に、売り上…
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くらし
訪問購入など突然訪問してきた業者に注意
「売るつもりのない貴金属まで強引に買い取られてしまった」「ふと、目を離した隙に大切な貴金属が持ち去られてしまった」などの相談や、訪問購入業者を名乗り、無理やり家に入ろうとする不審者の情報が相次いでいます。 購入業者の飛び込み勧誘は、法律で禁止されています。また、訪問をきっかけに住民から聞き取った情報が犯罪に使用される恐れもあります。 ・突然訪問してきた業者は決して家に入れない。 ・業者からの電話や…
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その他のお知らせ(山梨県の広報誌ふれあい 特集号 冬 vol.83)