- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道札幌市
- 広報紙名 : 広報さっぽろ 2025年7月号
いつまでも元気に暮らすために知ってほしい、今日からできる健康づくりのための取り組みを紹介します。
■「座り過ぎ」に気を付けよう
▽座り過ぎが健康リスクを高める?!
長時間座り続けると血流が悪化するほか、筋肉量が減少し、糖尿病などになる危険性が高まると指摘されています。また、1日に座っている時間が11時間以上の人は、4時間未満の人に比べて死亡リスクが40%高まるともいわれています。
参考:スポーツ庁Web広報マガジンDEPORTARE(デボルターレ)
▽お子さんも要注意!
長時間座ってテレビを見たりビデオゲームをしたりすることは、心の健康状態や睡眠時間に悪影響を与えると報告されています。「座り過ぎ」はお子さんにも関係する問題です。
参考:厚生労働省健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
■今日からできる! 座り過ぎ解消エクササイズ
教えてくれたのは 中央健康づくりセンター 運動指導員久保田(くぼた)さん
1日20回ずつを目標に始めてみませんか?
▽足の付け根の運動
安定した歩行や、ぽっこりお腹の解消にも役立ちます。
(1)背筋を伸ばして、真っすぐ座ります。
(2)おへそをへこませたまま、左膝を5cmほど上げて、ゆっくり下ろします(右も同様)。
▽ふくらはぎの運動
血流の改善やむくみの解消に効果があります。
(1)背筋を伸ばして、真っすぐ座ります。
(2)足を腰幅に開き、両足のかかとをゆっくり上げて、下ろします。
▽肩甲骨の運動
猫背の改善や肩凝り予防にも役立ちます。
(1)背筋を伸ばして、真っすぐ座ります。
(2)両肘を開いて肩甲骨を寄せ、ゆっくり前に戻します。
■健康づくりセンターに行きませんか?
市内3カ所の健康づくりセンターでは、運動機器を使った有酸素運動や筋力トレーニングができます。腰痛や生活習慣病の予防・改善などを目的に、さまざまな運動教室も行っています。
場所:
・中央健康づくりセンター(中央区南3西11)
・西健康づくりセンター(西区八軒1西1)
・東健康づくりセンター(東区北10東7)
開館日時:
・火~土曜 9時~20時30分(東健康づくりセンターは20時まで)
・日曜・祝日 9~18時、
・12/29~1/3は休館
利用料:一般430円(東健康づくりセンターは220円)ほか
▽中央健康づくりセンターでは、「健康度測定」も実施!
健康度測定では、運動負荷心電図検査や体力測定などを行い、その人に合った運動メニューを作成します。開催日時などの詳細は、ホームページからご確認を。
対象:18歳以上の方
定員:申込時にご確認を
費用:3,000~8,000円。別途、血液検査の費用などが発生する場合あり
申込:電話、直接。中央健康づくりセンターへ
詳細:
「座り過ぎ」はウェルネス推進課【電話】211-3513
中央健康づくりセンターと健康度測定は【電話】562-8700
西健康づくりセンターは【電話】618-8700
東健康づくりセンターは【電話】742-8711