くらし 豊平公園で草花の魅力に触れよう

少しずつ雪が解け、春が来るのが待ち遠しいこの頃。今月は豊平公園のこれからの季節の見どころと、通年で草木を楽しめる緑のセンターを紹介します

■公園で草花と触れ合う
雪解け後から秋にかけて、季節の植物を見つけることができます。中には他の公園ではなかなか見られない、珍しいものも。

▽Check!
野草園で人気のカタクリ・エゾエンゴサクの近くに、薄紫色のかわいらしいタツタソウを発見!
・カタクリとエゾエンゴサク(4月中旬~5月上旬)
・タツタソウ(4月中旬~5月上旬)

▽Check!
花木園の中に一本だけ生えているハンカチノキは、市内で3カ所にしかない珍しい樹です。花を付ける頃にはシャクナゲも開花します。
・ハンカチノキの花(5月中旬~6月上旬)
・セイヨウシャクナゲ(5月下旬~6月上旬)

▽Check!
暑くなり始める6月はバイカウツギが緑のセンター横で咲き、ほのかな甘い香りが楽しめます。7月には園内各所でアジサイが色づきます。
・バイカウツギ(6月中旬~下旬)

■屋内で草花の知識を深める
緑のセンターでは、寒い時期でも草木が見られます。また、植物についての相談や、園芸の講座なども行っています。

札幌市緑化植物園緑のセンター
所在地:豊平5-13
【電話】811-6568
開館時間:8時45分~17時15分
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)、年末年始
アクセス:地下鉄東豊線「豊平公園」駅1・2番出口すぐ

●緑の相談コーナー
利用時間:10時~12時、13時~16時
相談専用:【電話】811-9370

専門知識と経験豊富な緑の相談員が、園芸に関するさまざまなお悩みに窓口や電話でお答えします。窓口相談では、植物を持ち込んで見てもらうことも。電話相談は、自宅で気になることがある時に気軽に利用できます。

▽こんな相談が寄せられています!
・育てている野菜や果物に虫が付いてしまった
・引っ越したら観葉植物の元気がなくなってしまった
・昨年育てた球根が今年も芽が出るかどうか

●花の売店
営業時間:9時~17時
季節の鉢花や草花を育てるための用土・肥料などを販売しています。

●緑の図書コーナー
約3,000冊の園芸・緑化・自然に関する本や雑誌が揃っており、自由に閲覧できます。

●緑のセンターからのお知らせ
▽展示会
ボタニカルアート展
日時:3月18日(火)~3月30日(日)。
費用:無料。

▽講座
(1)アザレアなどの鉢花管理
(2)バラつくり実践講座(目的にあったバラ選び)
日時:
(1)3月22日(土)。13時30分~15時30分。
(2)4月5日(土)。10時~12時。
定員:(1)40人、(2)20人。先着順
費用:(1)300円、(2)800円。
申込み:(1)、(2)ともに3月11日(火)から当日まで。電話・直接窓口。

申込先・詳細:緑のセンター
【電話】811-6568
※(2)は次回以降のバラ講座を含めた4回分まとめて申込可能。詳細は緑のセンターまで。
その他展示会・講座の情報はHPで随時お知らせします。また、園内の開花状況などはinstagram(インスタグラム)でも発信しています。