健康 【みんなの健康】脳卒中!?顔・腕・言葉に異常があれば、救急車を!

脳卒中は、西胆振地域の死亡原因として、がん、心臓病に次いで第3位、日本人の「介護が必要となった主な原因」では、認知症に次いで第2位です。
早期に症状を発見して治療を受けることが、命を救い、重い後遺症を軽減することにつながります。
下のチェックシートは、脳卒中が疑われる際にチェックすることの頭文字を組み合わせたものです。脳卒中の初期症状を確認できるように覚えておきましょう。

■ひとつでもあったら急いで受診[✓]簡単チェックACT FAST
▽Face(顔)[F]
口を「イ~ッ」と開いたときに、片方しか動かない。

▽Arm(腕)[A]
手のひらを上にして両手を水平に上げたままにしようとしても、片腕だけが下がってくる。

▽Speech(言葉)[S]
話をしても言葉が出ない、ろれつが回らない、言葉が理解できない。

▽Time(急いで)[T]
脳梗塞の血の塊を溶かす治療(血栓溶解療法)は、発症から4.5時間がリミットです。

◆脳卒中を予防しましょう
・高血圧を管理
・糖尿病を予防
・たばこをやめる
・節酒する
・不整脈を見つけて治療する
・LDLコレステロールを下げる
・塩分控えめ、野菜を多く摂る
・適度な運動をする
・健康的な体重を維持する
・ストレスに気を配る

○血管性認知障害
高齢者の気分の変化が気になる、人格が変わった、認知症かなと感じることはありませんか。はっきりとした脳卒中の症状がない「無症候性脳卒中」は、アルツハイマー型認知症の進行を早めると言われています。気になる場合は、脳外科などの専門医療機関を受診してみましょう。

詳細:健康推進課
【電話】45-6610