くらし 広報広聴課職員が行く!オビヒロカメラレポ

■ひな人形展
2月上旬から3月上旬にかけて開催した「ひな人形展」。明治から平成までのひな人形11組と絵紙を展示しました。
人形には寄贈者のエピソードが添えられており「大正14年から買いそろえ始め、終戦後の食糧難の時に農家の方が人形を欲しがったが、両親は譲らずに残してくれた」「昭和27年3月4日の十勝沖地震の時、人形が無事か心配だった」など、家族が子の健やかな成長を願い、人形と共に大切に過ごしてきた歴史を垣間見ることができました。(2月14日、百年記念館)
絵紙:浮世絵、特に多色刷り木版画である錦絵を指す新潟県小千谷市の言葉。ひな祭りに絵紙を飾る風習がある。

■後期陶芸講座修了作品展
陶芸講座の受講生たちによる修了作品展を2月19日から26日にかけて百年記念館で開催し、一般の来館者のほか、受講生やその家族、友人などでにぎわいました。
会場には、およそ5カ月間にわたる講座で培った技術と創造力を駆使して製作された、700点近くの茶碗や皿、ユニークなオブジェなど多彩な作品が並び、人々の目を楽しませていました。
また、訪れた人からは、「どの作品も完成度が高く、1点1点に受講生の思い入れやこだわりが感じられる。機会があれば、私も受講してみたい」との声が寄せられました。(2月23日、百年記念館)