- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道岩見沢市
- 広報紙名 : 広報いわみざわ 2025年5月号
■重点的に取り組むポイント
目指すまちの姿の実現に向けて、重点的に取り組む四つのポイントを紹介します。
○1 施策や取り組みを知ってもらうこと
〔情報発信の強化〕
・まち全体が知る(こどもの権利に関する周知など)
・こども・若者、子育て当事者が知る(市からの情報発信の強化など)
・こども・若者、子育て当事者を知る(意思表明や社会参画の内容周知など)
○2 こども・子育てについて興味・関心を持ってもらうこと
〔さまざまな体験の充実〕
・まち全体が体験する(こども・子育て体験イベントなど)
・こども・若者が体験する(乳幼児とのふれあい体験の充実など)
・子育て当事者が体験する(子育てに関する教室の充実など)
○3 こども・若者に住みやすいと感じてもらうこと
〔取り巻く生活環境の整備〕
・居場所づくり
・社会参画、意見表明・聴取・反映の機会づくり
・こどもまんなかまちづくり
○4 地域で子育てしやすいと感じてもらうこと
〔それぞれの立場から支える〕
・地域で支え合える仕組みの構築
・民間団体による支援の促進
・こども・子育てに関する機運醸成の取り組み
・こども・子育てに関わる人材確保
■計画の進め方
計画に盛り込んださまざまな事業は〝安全〟〝安心〟〝笑顔〟の三つの視点に分類しています。
計画を進めるに当たっては、こども・子育ての基礎となる〝安全〟に分類される事業から優先的に取り組みます。〝安心〟〝笑顔〟に分類される事業は、財源の確保などさまざまな観点から、年度ごとに優先順位を判断して取り組みます。
○笑顔に関する事業
・社会と関わり成長できる喜びや希望
・特色ある事業として政策的に実施
○安心に関する事業
・将来を見通せる子育て支援サービスや経済的基盤
・財源などにより、優先順位を考慮し実施
○安全に関する事業
・こどもと子育てを支えるセーフティーネット
・計画期間内で100パーセントの実施を目指す
■今後取り組む主な事業
こども計画を通して、すべてのこども・若者が、置かれた環境や家庭状況にかかわらず大切にされ、自分らしく将来にわたって幸せに生活を送ることができるよう、さまざまな取り組みを進めます。
◆新規事業・拡充事業
○安全
・こども誰でも通園制度
月一定時間までの利用可能枠の中で、就労要件を問わず時間単位などで柔軟に保育所などにこどもを通わせることができる乳児等通園支援事業を実施します。
・児童虐待防止の学習会によるネットワークづくり
こどもと直接関わる専門職同士が児童虐待に対する問題意識を共有するため、学習機会を設けます。
○安心
・子育てポータルサイトなどを活用したこどもの権利の周知啓発
こどもの権利が保障されるよう、広く市民に対してこどもの権利に関して理解を深めるための周知啓発を行います。
・こども・若者の意見表明機会を創出
こども・若者が将来を自ら選択し、自由に意見を発言できる意見表明の機会とその意見がさまざまな場面で反映される仕組みづくりに取り組みます。
○笑顔
・赤ちゃんとのふれあい体験
若い世代が、赤ちゃんとその保護者と触れ合うことで、命の大切さや子育てに関心を持つ機会と、子育て家庭の社会とのつながりの場を提供します。
・幼保小接続のための支援
幼児教育・保育と小学校教育の円滑な接続を図るため、幼稚園、保育所、認定こども園、小学校の関係者の取り組みを支援します。
◆継続事業
○安全
・病児保育事業
・ファミリー・サポート・センター事業
・産前産後ヘルパー事業
・産後ケア事業
・子育て短期支援事業
・生活困窮者自立相談支援事業
○安心
・放課後児童健全育成事業
・乳幼児健康診査事業
・不妊・不育症治療費助成事業
・子ども医療費助成事業
・保育・教育人材確保事業
・ひとり親家庭支援事業
○笑顔
・あそびの広場運営事業
・ブックスタート事業
・国際交流推進事業
・学力向上対策事業
・こどもの体験活動事業
・生活困窮者学習支援事業
岩見沢市こども計画の推進に当たっては、こども・若者の育ちや子育てをまち全体で支え、市民の皆さんがこども・若者の育ちと学び、将来に関心・つながりを持つ〝岩見沢らしさ〟を目指し、市民の皆さんからの声を聴きながら取り組みを進めます。
問合先:こども未来課こども・子育て応援係(4西3 であえーる岩見沢3階)
【電話】35-5133