- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道江別市
- 広報紙名 : 広報えべつ 2025年4月号
■緑の相談 Q and A
Q.ラベンダーが大きくなり花芽(はなめ)が少なくなってきました。原因は?
A.株が大きくなったことで、根が混み合ったことが原因と考えられます。
▽管理の方法
花が咲き終わった後の整枝剪定(せいしせんてい)が管理のポイントです。大株では株元から1/3のところで、小株では花穂(かすい)の下葉(したば)2~4枚のところで剪定すると、翌年には花芽をつける枝が多くなります。
▽ラベンダーを増やす方法
・種を買って種まきをします。気温が20℃前後であれば、いつでも種まきができます。発芽後2年で開花し、3年目ぐらいから本格的に花が楽しめます。
・親株から挿し穂を作り発根(はっこん)させ、苗として育てていきます。挿し穂は夏の若枝を5~7cmに切って下葉を落とし、よく水揚げしてから土に挿して発根させます。
▽豆知識
ラベンダーは、シソ科の多年草で地中海沿岸からアルプス中腹まで成育しています。乾燥した環境が適しており、高温多湿に弱いので、日当たりと風通しの良い場所で育てると良いでしょう。
食用や芳香用で葉も茎も利用できます。精油成分には、消化促進・殺菌防腐・精神安定などの効果があり、一般的には香料・入浴剤・染色などに使用されています。
詳細:環境課 環境保全係(自然環境担当)
【電話】381-1046
■緑の相談
緑化専門員が庭木や花などの育て方や肥料の施し方、病害虫の防除方法について電話や現地で相談に応じます。要予約。
相談可能な日:水曜を除く平日8:45~17:00
詳細:環境課 環境保全係(自然環境担当)
【電話】381-1046
■ぜひご活用ください「緑のデータバンク」
緑のデータバンクでは、ご自宅で不要になった樹木などの情報を市HPに掲載し、希望する方へあっせんしています。譲渡したい方は「緑のデータバンク」への登録が必要です。詳しくは、市HPでご確認ください。
詳細:環境課 環境保全係(自然環境担当)
【電話】381-1046
■除草剤などの適正使用を
除草剤や殺虫剤などの農薬は適正に使用されないと、人の健康や生活環境に悪影響を及ぼすおそれがあります。庭木の手入れなどで除草剤などを散布するときは、使用上の注意を守り適正に使用しましょう。近隣に飛散するおそれがある場合は、「事前にお知らせする」「風の強いときには散布をしない」などの配慮をしましょう。
詳細:環境課 環境保全係
【電話】381-1019
■緑の募金にご協力を
緑豊かなまちづくりを目指して「緑の募金」を実施します。
4/15(火)~5/31(土)の期間中、公共施設に募金箱を設置するほか、街頭での募金活動などを行いますので、協力をお願いします。寄せられた募金は、地域のさまざまな緑化推進事業に役立てられます。
詳細:市民憲章推進協議会事務局(環境課内)
【電話】381-1046
■子育て中のカラスに注意しましょう
春になるとカラスは子育て期に入り、攻撃的になります。襲われないために刺激しないようにしましょう。
Q.なぜ襲ってくるのですか?
カラスはひなを守るために、巣やひなに近づいた人を威嚇(いかく)します。威嚇に遭わないために、次の(1)~(4)を徹底しましょう。
・カラスの威嚇に遭わないための4箇条
(1)巣をじっと見つめない
(2)巣や、ひなに近づかない
(3)手を頭の近くにあげて歩く
(4)帽子をかぶるか、傘をさす
Q.駆除や巣落としはできないのですか?
カラスは法律で保護されている野生動物です。害虫などを捕食する益鳥としての側面もあり、生態系保全や野生動物保護の観点から、人間の都合で駆除することは厳しく制限されています。やむを得ずカラスの巣落としが必要な場合は、巣がある土地の管理者か駆除業者へ依頼してください。(有料)
▽電柱に巣を見つけたら
カラスが巣作りのために運んできた木の枝などが電線に接触すると、停電の原因になることがあります。電柱の上にカラスの巣を見つけた方は、北海道電力にご連絡ください。
詳細:北海道電力札幌東支社
【電話】892-8111
詳細:環境課 環境保全係(自然環境担当)
【電話】381-1046