文化 「炭鉄港」って、なに? その7

■炭鉄港・出前講座and鉄道模型とジオラマで炭鉄港を知ろう!
日本遺産・炭鉄港のストーリーを表すタイトルは「本邦国策を北海道に観(み)よ!~北の産業革命・炭鉄港」というものなのですが、これだけで具体的なイメージを思い浮かべるのは、とても難しいと思います。
明治期日本の近代化に欠かせなかった石炭、鉄道、鉄鋼、そして港湾が、北海道を中心として急速に発展し、それがダイレクトに日本全体の近代化につながった、その歴史の始まりは、いつ、どこからでしょうか?
それは、意外にも九州の鹿児島県とつながるのです。歴史をひもとくと、九州と北海道、それこそ日本全体を変革する大きなムーブメントの中に歌志内の炭鉱があったことに気づかされます。「炭鉄港」というのは北海道内だけの話ではないのですね。
これらの話や、歌志内が「炭鉄港」の中でどんな役割を果たしてきたのかを特別講師として炭鉱の記憶推進協議会理事の平野義文(ひらのよしふみ)氏をお迎えして、お話しをうかがう会を企画しました。ユーモアたっぷりに、わかりやすく「炭鉄港ってなに?」をお話ししてくださる予定です。
また、目で見てわかる「炭鉄港」ということで、鉄道模型を走らせ船の模型を並べてジオラマを作り、石炭がどこにどのように運ばれ、使われて行ったのか?皆さんにご覧いただく予定です。炭鉄港を楽しく知ることができる一日、子どもから大人まで楽しめる特別企画です。
どうぞお楽しみに。

〔地域おこし協力隊 石井葉子〕

■「炭鉄港出前講座・炭鉄港ってなに?and見える炭鉄港、鉄道模型とジオラマの日」
日時:7月27日(日) 10時~12時
場所:旧上歌会館(悲別ロマン座)前庭 歌志内市字上歌1番地5
特別講師:炭鉱の記憶推進協議会 理事 平野義文氏
ジオラマ・鉄道模型制作:多知光弘(たちみつひろ)氏
主催:歌志内市、地域おこし協力隊 石井葉子、ボランティア団体ウタピリカ

問合せ:地域おこし協力隊 石井葉子(ふるさと振興グループ)
【電話】42-3215