- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道福島町
- 広報紙名 : 広報ふくしま 令和7年1月号 No.818
地域おこし協力隊
古市 太介
あけましておめでとうございます。
福島町青少年交流センター新潮学舎ハウスマスターの古市です。
初雪も降り、道外からの留学生1年生たちは喜んでいます。去年は比較的雪が少なかったそうで、雪かきもおびえていたほど大変ではありませんでしたが、今年はどうでしょうか…?
先月までに来年度の入居を希望する中学生のみなさんと対面やオンラインで面談を行いました。昨年の今頃は「入居する人数は多くなりそうだけれど、どんな生徒がやってくるのだろうか?」とドキドキしていた記憶があります。実際にやってきた生徒も、「新潮学舎での生活はどんな感じになるのだろうか?」と期待と不安があったようです。
今年は面談を通して生徒も受け入れ側も事前にコミュニケーションを取ることで、入居後のギャップが減り、いいスタートが切れるのでは、という手応えがありました。
面談については昨年2月に視察させていただいた山形県の高校に感謝する部分が大きいです。地域みらい留学先進地として、過去に多くの課題を乗り越えてきたとあって、役場と現場の方々にみっちりお話しを聞くことができました。
新潮学舎側の「話を聞きたい」と視察に来られる方々も多くいらっしゃいます。「留学生がたくさん増えた」ということで、全国的に注目度は高くなっているようです。
私がとくに嬉しいのはより実際的な課題や対応について、現場の人間としての意見交換ができるようになったことです。先方の悩みや課題についてもより深く共感できるようになりました。私にとっても大きな学びです。
今後も熱をもって視察に来られる方々には本気の意見交換で対応できればと思います。
本年もよい年でありますようにお祈り申し上げます。