くらし 第113号 町長のしごと日記

~元気で笑顔のあふれる福島町を実現するために~
【春の足音が聞こえてくるような季節に…】

今年の冬は例年と違い、気温が高めで推移しているような感じがいたします。
雪解けも早く、春の訪れを告げるフキノトウなどが芽吹く季節となり、今年の春は桜の開花も早い気がしており、満開の桜を楽しみにしております。

1月25日(土)未明に岩部地区で火災が発生し、幸いけが人はありませんでしたが、住宅2軒が全焼しております。
紙面をお借りし、被害に遭われた方々へ改めてお見舞いを申し上げます。
この火災により、岩部地区に住んでいる方が三岳地区に避難されました。
以前、岩部地区には、小・中学校もあり多くの方々が住んでおられましたが、この火災により住民が“ゼロ”となり、寂しいとともに非常に残念でなりません。
町では、青の洞窟を巡る岩部クルーズを運航しており、町外から訪れる多くの方々が、岩部周辺の魅力を堪能してくれております。
町では、この岩部地区の潜在的な地域資源を活用すべく、「岩部地区等活性化基本構想」を昨年策定し、令和7年度から計画的に事業を展開することとしております。
岩部地区が、またにぎわいを取り戻せるよう取り組んでまいりますので、町民の皆さまのご理解とご支援をお願いいたします。

今年は、阪神・淡路大震災から30年目を向かえ、3.11の東日本大震災から13年が経過し、そして昨年の元日に能登半島地震が発生しております。
ここ最近、15年周期くらいで日本列島が大きな震災に見舞われております。当町も日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震が引き起こす津波により、大きな被害が想定されており国の特別強化地域に指定されております。
災害はいつどこで起こるかわからない時代となっております。町民の皆さまの安全を第一優先に、日々努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

1月23日(木)に、福島商業高校の出願者の締め切りがあり、今年は町内および全国から福島町で学びたいと20名の子どもたちから願書の提出がありました。
昨年に引き続き、20名の生徒の確保ができ、これまでの取り組みをご支援いただいた議会はじめ町民の皆さま方の深いご理解に感謝申し上げるとともに、現場の先生方や教育関係者のご協力に改めて感謝申し上げます。
これに安心することなく、継続的な対策を講じてまいりますので、引き続きご理解をお願いいたします。

1月26日(日)に、東京で九重部屋の千秋楽パーティーに参加し、九重親方に今年も夏合宿をお願いし快諾していただきました。
また、当日は多くの力士とあいさつを交わすことができ、福島町での夏合宿を楽しみにしていますとの言葉をいただきました。

1月30日(木)に、函館国際ホテルにおいて、北海道議会経済委員会(委員長菅原和忠道議)との意見交換会があり参加をさせていただきました。
当委員会には函館市選出の高橋亨道議、海野真樹道議なども参加されており、当日は、「産業の活性化および地域資源の活用」について意見交換が行われ、当町の取り組み状況に関する発表の機会をいただき、静岡県の企業ヤマザキさんと行っている「食べる昆布」の取り組みや福島商業高校の取り組みなどを話させていただきました。