くらし 第119号 町長のしごと日記

~元気で笑顔のあふれる福島町を実現するために~
〔「横綱の里ふくしま」を全国・世界へ発信…〕

8月も過ぎ、前浜の養殖昆布の収穫も終盤を迎え、順調に今年の収穫を終えようとしております。
今年は雨の日が少なく、福島川の水量も例年より少ないように感じております。全国各地で水不足が懸念されており、8月以降の予報が気になるところでもありますが、9月には福島大神宮の例大祭が予定されており、実りの秋を期待するものであります。

7月13日(日)に、第27回千代の富士杯争奪相撲大会兼第42回渡島中学校相撲大会が鏡山公園相撲場で開催されております。
当日は、ヒグマ警報が発令されて間もない時期にもかかわらず道内をはじめ青森県からもたくさんの選手たちに参加をしていただきました。多くの名横綱が相撲を取った伝統ある鏡山の土俵で、未来の横綱を目指して熱戦が繰り広げられ、来場された保護者の皆さま方から熱い応援が会場いっぱいに広がっておりました。

7月25日(金)、渡島総合開発期成会の「東京要望」に参加をし、国土交通省、総務省、農林水産省、財務省に対して要請活動を行ってまいりました。
特に農林水産省では、この度のヒグマ対策に関しての財政支援をお願いするとともに、総務省においては、ヒグマ対策に要した予算に対する特別交付税措置を要請してまいりました。
7月29日(火)、函館市で開催された渡島地域づくり連携会議に参加をし、意見交換会の場において、この度、当町で発生したヒグマによる人身被害を受け、北海道が中心となって渡島全体での広域的な対応を提言させていただき、今後、道を中心に前向きに対応する旨の回答をいただきました。
7月31日(木)、道路・治水3団体と北海道との共同による中央要請に防災協会の副会長という立場で参加し、国土交通省北海道局と財務省に対し、高規格道路網の整備、防災・減災・国土強靭化および安全・安心な暮らしを支える道路網の整備など3項目を重点に要請活動を行ってまいりました。
また、道内選出の衆議院議員および参議院議員へも併せて要請活動を行っております。

8月4日(月)、大阪・関西万博会場で開催された「SUMO XEPO 2025」に参加し、相撲少年団の子どもたちと共に、「横綱の里ふくしま」を全国はもとより全世界へ発信をしてまいりました。
当イベントは、世界に広がる日本の相撲をテーマに、日本各地の相撲にゆかりのある自治体(大阪府堺市、大分県宇佐市、鹿児島県瀬戸内町、徳之島町、奈良県葛城市、桜井市、島根県出雲市、隠岐の島町、北海道福島町)に加え、セネガル共和国、モンゴル国、アゼルバイジャン共和国、ウクライナなど世界の国々も参加しておりました。
当日は、自治体PRタイムにおいて、冒頭で福島町の紹介として、二人の偉大な横綱や岩部クルーズなどのお話をしながらまちのPRをさせていただき、その後、子どもたちが相撲の作法などを紹介いたしました。
また、物販コーナーでは特産のするめや、ちゃんこスープ・アワビカレーなどを販売し、大変好評をいただきました。相撲少年団の子どもたちも良い経験になったのではと感じております。これからも日本の伝統文化である相撲に邁進することを期待しております。