くらし 檜山沖洋上風力発電が「国の促進区域の指定」に一歩近づきました!

江差町の脱炭素・再生可能エネルギーの促進に向けて檜山沖洋上風力発電が「国の促進区域の指定」に一歩近づきました!

■第4回法定協議会終了
3月19日、ホテルニューえさしにて第4回法定協議会が開催され、協議会意見とりまとめ(案)、促進区域(案)、漁業影響調査の考え方(案)について、協議されました。
町長からは「洋上風力発電に向けて整理すべき点がクリアになったので、町としても促進していきたい。国や道には江差港を活用し地域経済の活性化と併せて、物流や人流を円滑にするため、高規格道路の整備を求めていく」と発言、また、ひやま漁協からは「漁業影響調査について、選定事業者と実務者会議で、双方良い取り組みを行っていきたい」と発言があり、前向きな意見と今後の期待が話され、協議会意見とりまとめ(案)は、構成員全体で合意が得られました。

○檜山沖法定協議会意見とりまとめ概要
・洋上風力発電による海洋再生可能エネルギー発電事業の実施について、着床式洋上風力発電に係る促進区域として指定することに異存はない
・漁業との共存共栄の理念のもと、促進区域内の水深20m以浅の海域には、洋上風力発電設備を設置しないことを基本とする
○漁業振興策
・漁業の経営安定化に向けた取り組み
・檜山産農林水産物や加工製品の販路拡大に資する取り組み
・水産資源の維持・増大や水産資源の育成環境の保全・創造に向けた取り組み
○地域振興策
・電力の地産地消などに資する取り組み
・洋上風力発電事業を契機とした若い世代への環境教育の活性化
・江差港、瀬棚港など地元港湾の活用を通じた発電事業の円滑化及び地域経済の活性化

■促進区域とは
促進区域に指定された海域では、事業者は最大30年間の占用許可を得ることができます。この期間内に環境アセスメントなどの各種調査や工事、運転開始、撤去までする必要があります。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■今後の動き
今後は、国が檜山沖の促進区域の指定に向けた手続きを進め、促進区域に指定される見通しです。
指定後は、国の公募占用指針により事業者の公募並びに選定が行われ、洋上風力事業の建設が始まっていく予定です。

お問い合わせ先:総務課防災生活係
【電話】52-6711