くらし 令和7年度 町政執行方針【要約版】(1)

■町政方針
町内外の民間企業や各種団体、連携協定を結んでいる大学、そして町民の皆様の力を今一度結集して、「自分たちごとのまちづくり」のさらなる前進に向け、北の江の島構想や江差マースなど、「誇りある暮らしを未来へ紡ぐ」ための政策を着実に推進します。
※一部抜粋して掲載しています
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※詳しくは本紙をご覧ください。

1 3つの重点施策
(1)地域の活性化を目指した取り組み
◇北の江の島構想
・6月には、優先交渉を行う事業者を決定し、令和9年度オープンを目指して整備

◇コミュニティプラザえさし
・商店街、あるいは、まち全体の賑わいに波及するよう運営

◇ふるさと納税
・地域の生産者・事業者の育成、新商品の開発、商品の販路拡大など産業振興につながるよう推進

◇移住施策
・地域おこし協力隊3名の配置を推進し、農業における労働力・担い手、観光まちづくりにおける人材を確保

(2)再生可能エネルギーに対する取り組み
◇洋上風力発電事業
・檜山沖における早期事業化に向け、漁業振興や江差港湾の活用、関連産業の育成・誘致など地域経済の活性化と地域との共生が図られるよう推進

(3)住民生活の向上と安全・安心のまちづくり
◇防災対策
・災害時に緊急情報などを携帯電話や個別受信機などを通じて住民へ伝達する「防災情報伝達システム」の令和8年度からの運用に向けて整備
・災害備蓄品について、厳冬期における対策を推進

◇空き家対策
・町内で増加する空き家の実態調査と所有者の意向把握を行うとともに、住宅地図データとの連携

◇子育て環境整備
・老朽化が進む日明保育園、水堀保育園の令和8年度統合に向け、移転改修
・日明保育園で土曜保育と日曜日を含む休日保育を開始

◇交通施策
・江差マースについて、週3日から週5日へ運行日数を拡大、乗降地点の増加など、サービスを拡充

2 産業基盤の維持・強化のまちづくり
◇日本遺産事業
・令和6年度に文化庁のモデル事業で実施した日本遺産魅力増進・発信事業のブラッシュアップに取り組むとともに、マリンピング事業の推進に対し支援を継続し、来訪者に満足度の高い観光を提供する仕組みを構築

◇海水浴場
・かもめ島前浜・えびす浜の海水浴をより快適に楽しんでいただくため、シャワー室を温水化

◇開陽丸記念館
・展示リニューアルの実施設計に向けた整理
・外装改修計画の策定

◇企業連携・大学連携
・連携協定を締結しているサツドラホールディングス株式会社との更なる連携強化
・事業承継などの課題解決に向けた小樽商科大学との連携を予定

◇農業支援
・北海道を事業主体とした「農業競争力強化農地整備事業」の円滑な実施
・10年後の農業のあり方や農地利用の姿を明確化した「地域計画」や「目標地図」を地域の農業者や関係機関と協議を深めながら策定

◇有害鳥獣対策
・電気柵の貸し出しや購入費の助成を継続
・狩猟免許及び猟銃所持許可の取得・更新などに対する支援を継続し、鳥獣被害対策実施隊員を確保

◇水産業支援
・トラウトサーモン養殖試験事業について、生簀を1基増設し漁業者による独立事業としてスタート予定。事業が軌道にのるために必要な側面的支援

◇商工業支援
・事業承継に関するアンケート調査などを実施しながら、持続可能な商工業の育成を推進