くらし 【特集】令和7年度 上ノ国町の予算
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道上ノ国町
- 広報紙名 : 広報かみのくに 令和7年5月号(No.765)
■一般会計の歳出
■一般会計の歳入
■特別会計予算
■企業会計予算
■借入金の状況
○年度末借入金(地方債)残高
・一般会計の残高
令和5年度決算額:約86億円
令和6年度見込額:約90億円
令和7年度見込額:約98億円
令和6年度は「消防庁舎建替工事」や「健康づくりセンター改修工事」の開始により地方債残高は増加しています。
令和7年度は、令和6年度に引き続き「消防庁舎建替工事」や「花沢公園再整備事業」などの大規模事業が予定されているため、地方債残高はさらに増加する見込みです。
■令和7年度 当初予算の主な事業
◆自然と共生しみんなで創るゆとりある安心安全のまち
多くの生物が息づく生態系を大切な財産として保全し、美しい景観の形成を図るとともに、すべての人にやさしく安全で、かつ、快適な生活環境が整ったまちを目指します。
○環境保全の推進 再エネ導入ゾーニング計画の策定
予算額:3,300万円
再生可能エネルギー設備の導入に伴い、自然環境や文化遺産、景観などの諸要素を把握し、設置区域を設定することで、持続可能な地域社会の形成を図ります。
総務課 政策推進室
○住民参画によるコミュニティ活動の推進 町内会の活性化
予算額:2,360万円
町内会が自ら意欲的に地域の発展を考えて地域活動を実施するための支援策を講ずることで、町民と行政が一体となったまちづくりを進めます。
住民課 住民環境グループ
◆創意工夫で地域の活力を起こす産業のまち
産業の活性化による就業の場の創出と定住・交流の促進は、まちの活力の源泉です。そのために、本町特有の自然条件や物理的条件などを活かして産業の活性化を目指します。
○農・水・商工業の振興 特産品開発等への支援
予算額:1,008万円
新たな特産品の創出を支援することで、町内で生産・漁獲されるものを活用した加工品の開発・製造の推進や農水産物とその加工品の販路拡大を通じた産業活性化を図ります。
農林課・水産商工課
○水産業の振興 水産物実証実験の対策
予算額:2,680万円
今後の可能性を見極めるため、新たなサーモン養殖に取り組むことで、漁業経営の維持・発展に寄与することを目的とした実証実験を推進します。
水産商工課 水産グループ
◆自ら学び地域とともに人を育む教育文化のまち
「教育は、まちづくりの原点である」ということを再認識し、まちの未来を担う子どもたちに対して、関係機関相互の連携を強化し、地域の特色に富んだ学習活動の振興を図り、心豊かな子どもたちを育み、ふるさとに愛着を持つ人材等の育成に努めます。
○次世代を担う人材育成の推進 地域みらい留学の推進
予算額:573万円
日本各地の公立高校の中から居住地の都道府県の枠を越えて高校を選択できる国内進学プログラムに参画することで、地域社会に貢献できる人材の育成を図ります。
教育委員会 学校教育グループ
○次世代を担う人材育成の推進 海外研修や英語研修費用などの助成
予算額:1,303万円
上ノ国高等学校が実施する海外研修などの参加費用のほか、通学費や学力向上事業に対し助成をすることで、高校の魅力化や存続・発展を図ります。
教育委員会 学校教育グループ
◆だれもが生涯健やかに自分らしく暮らせるまち
少子・高齢化社会を迎えて、保健・医療・福祉体制の充実を図り、みんなが心身ともに安心して、生きがいを持って暮らせるまちを目指します。
○高齢者福祉の充実 健康づくりの推進
予算額:1,078万円
インフルエンザや帯状疱疹などの各種感染症予防のため予防接種を実施し、感染症の予防および健康管理の向上を図ります。
保健福祉課 健康支援グループ
○子育て支援の充実 乳幼児等医療費の無料化
予算額:1,604万円
18歳までの子どもの医療費の自己負担分を全額助成することにより、子どもの健康維持と保護者の生活安定に努めます。
住民課 戸籍保険グループ