- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道ニセコ町
- 広報紙名 : 広報ニセコ 令和7年7月号
アリシマエナガ
※詳細は本紙をご覧ください。
◆有島記念館公式キャラクター誕生
この4月から有島記念館の館長になった「アリシマエナガ」だシマ〜。よろしくシマ〜。私の黒い服は「インバネス(外套(がいとう))」といって、私だけが羽を通すことを許されているシマ〜。なぜなら有島武郎、有島生馬、里見弴(さとみとん)の三兄弟が着たもので、有島記念館の家宝だからだシマ〜。
これから、有島記念館の魅力を発信するために頑張るシマ〜。町の公式キャラクターのニッキー、アニッキー先輩とも仲良くしたいシマ〜。どの季節にも冬毛で登場するけど、そこは見て見ぬふりをしてほしいシマ〜。
◆有島記念館を訪れるお客さんが増えているシマ〜
去年の4月から今年の3月までに来てくれたお客様は1万6千人、ニセコ鉄道遺産群などを加えた合計は8万6千人だったシマ〜。感謝しているシマ〜。
ゲームソフトとのコラボ企画で、有島武郎好きの若いみなさんも全国から来てくれたシマ〜。今年刊行された門井慶喜さんの小説「札幌誕生」で、有島武郎や有島農場を取り上げていただき、興味を持った人も来ているシマ〜。
以前、冬場はブックカフェ営業日以外、私の友だちのカンコドリさんが鳴いていたシマ〜。
今年は1月から2月にかけて「おはなしとあそびのくに」(協力:NPO法人ニセコ未来サポート隊)というイベントを開催し、1月と2月は開館以来過去最高のお客さんだったシマ〜。大型遊具のほか、絵本や童話などに親しんでもらうスペースを作ったので、文字活字文化を盛り立てるという有島記念館の使命も果たせる良い機会だったシマ〜。冬の子どもたちの居場所が少ないというニセコ地域の課題解決に貢献できる博物館になれてうれしいシマ〜。カンコドリさんに会えないのは寂しいけど、今年もやりたいシマ〜。
そうそう、以前、冬はストーブ代のお金がかかるから閉館した方がいいという調査結果が来たらしいシマ〜。農家さんで夏は忙しくて、冬に行う映像上映会や藤倉英幸展、ブックカフェのコーヒーを楽しみに来ている人もいるシマ〜。楽しみに足を運んでくださる人たちを大切にするのも公共施設の使命シマ〜。
◆いろいろな資料が集まっているシマ〜
町の歴史を残していくことも有島記念館の仕事シマ〜。広報ニセコ4月号で学芸員2号が郷土資料について呼びかけたら、町民のみなさんから連絡をいただいたシマ〜。どうしても、明日投げるとか壊すといったほうを優先してしまう学芸員1号のおかげで、引き取りまで3年もお待たせしている人もいるシマ〜。でも学芸員1号が格納場所を製作中なので、許してやってほしいシマ〜。どんどん声をかけてほしいシマ〜。
問い合わせ:有島記念館
【電話】0136-44-3245