子育て 小中一貫教育の推進について

4月からスタートした施設分離型小中一貫教育、今年度は次の取組や授業内容を予定しています。

(1)9年間を見通した授業による系統的な指導
(2)昨年度決定したルールを揃える等の一貫した指導
(3)小中合同の研修・研究会の開催
(4)中学校から小学校への乗り入れ授業の強化
(5)合同授業の実施(異校種・異学年交流)
(6)「いじめゼロ子どもサミット」の開催など、児童会・生徒会が主体的に行う取組の実施
(7)「地域力創造アドバイザー事業」を軸とした、小中学校の総合的な学習の時間の充実により、主体性のある児童・生徒を育む

■地域力創造アドバイザー事業「真狩村MーSHIP」が始動
総務省の「地域力創造アドバイザー制度」を活用し、真狩村の地域資源を生かした学びのプログラム「真狩村M-SHIP」を始動。真狩中学生を中心に、児童生徒が地域への理解と誇りを育み、次世代の担い手として主体的に地域を考える力を養うことを目的としています。

▽「真狩村M-SHIP」とは?
M⇒真狩村
S⇒SBP(Social Business Project)子どもたちが地域資源を学び、解決策を提案・実践する活動
H⇒英知(優れた知恵)、ハーモニー(調和)、ホープ(希望)、ヘルプ(支え合い)等
I⇒イノベーション(革新、新しい価値の創造)
P⇒プロジェクト

6月17日、真狩中2年生が役場を訪れ「地域を知ろう」をテーマに、SBP授業の一環として各課の業務内容について取材しました。今回の取材で得たことをヒントに、村をPRする動画を作成し、表現力・コミュニケーション能力の向上を目指します。また、村に向けて「地域課題」「真狩村の将来」について提言をする予定です。地元について深く考えることで、故郷への愛着を育みます。

▽講師(地域力創造アドバイザー)紹介
岸川正之氏総務省「地域力創造アドバイザー」、(一社)「未来の大人応援プロジェクト」代表理事
1982年三重県多気町役場入庁。高校生レストラン「まごの店」などで、コミュニティビジネスの手法を取り入れた地域おこしに取り組む。2015年3月に多気町役場を退職後は(一社)「未来の大人応援プロジェクト」代表理事、皇學館大学現代日本社会学部教授に就任。地方の活性化をテーマに全国各地で講演やワークショップを通じ、アドバイザーとして活躍しています。
※地域力創造アドバイザー制度…地域の魅力や価値を高めようとする市町村が、外部専門家(地域力創造アドバイザー)の指導・助言を受けながら取組を進める際の必要な経費を総務省が支援する制度です。