くらし 地域おこし協力隊・地域防災マネージャー中島さんによる防災の心得

■今月のテーマ…雷から身を守る
夏の季語でもある「雷」のお話です。夏は雷が発生しやすく、特に海や山へのレジャーの最中に被害に遭う事例が多くなっています。雷の性質や防御方法を覚えて、雷の被害に遭わないようにしましょう。

(1)雷の接近を知る方法は?
雷がピカッと光ってから雷鳴までの秒数で雷までの距離を計算することができます。音は1秒間で340m進むので、雷が光ってから雷鳴までの秒数が5秒だった場合、雷は1.7km先で鳴ったことになります。

(2)どこに退避すればいい?
頑丈な建物内や自動車内が安全です。では、そのような人工物が無い場所ではどうすれば良いでしょう。雷は高いモノに落ちやすい性質がありますので、近くに高いモノがあるときはそこから4メートル以上離れ、両ひざをくっつけてしゃがみ、つま先立ち、耳をふさいで待機してください。直撃回避の他、落雷時の地面放電から身体への被害を軽減することができます。

(3)持っている(身に付けている)金属をはずす?
昭和の頃は常識でしたが、現在はさほど重要視されていません。金属の装着の有無にかかわらず被雷しているからです。
雷からの退避行動の第一は、低い姿勢と認識してください。

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