くらし 特集 正しいごみ処理で町をきれいに(1)

雪解けとともに道路脇や草むらなどでペットボトルやたばこの吸い殻などのごみが目立ってきました。
今月号の特集では、町をきれいで住みよく保つためにごみ拾いに関する取り組みや、町が力を入れているごみの分別の正しいルールと分別に迷ったときの解決方法について紹介します。

■みんなでごみを拾おうクリーン作戦
町では、まちをきれいに保ち続けるために、クリーン作戦を実施しています。
クリーン作戦は、雪解けでごみが目立つ4月下旬から6月をめどに町がごみ袋を配布し、各町内会の協力によってまちをきれいにする活動です。各町内会がごみ拾いを行う日程を決め、道路や公園など地域の清掃活動を行い、活動が終わったら町環境係へ連絡することで町がごみの収集をします。ごみの収集は開庁日に行います。
町内会のほかにも、町内の多くの団体や事業者がクリーン作戦に参加し、毎年多くのごみが拾われています。
下部では、クリーン作戦による清掃活動を紹介します。

■R7年度実施クリーン作戦の実績
ごみ収集量:1,620キロ
参加人数:284名
(5月10日時点)

■R6年度実施クリーン作戦の実績
ごみ収集量:3,350キロ
参加人数:1,994名

※ポイ捨ても不法投棄になります…5年以下の懲役または、1,000万円以下の罰金に科せられます

■どんぐり公園清掃活動
この活動は、今年で60周年を迎える倶知安ロータリークラブがどんぐり公園で家族が楽しく遊ぶことができるように行っている清掃活動です。
公園設置から携わり、50年以上も継続して公園内の枯れ葉や遊具周りの雑草の除去などを行っています。

■ニセコひらふ春の一斉ごみ拾い
ニセコひらふ周辺では、ニセコひらふエリアマネジメントが事業者に呼び掛けを行い、ごみ拾いを実施しています。昨年から建築業者の参加やこの活動に賛同する花園エリアでも同日にごみ拾いが行われています。参加人数は、ここ数年で約4倍に増え、今年は200名ほどが参加しました。

■スポーツ少年団本部社会参加活動
倶知安町スポーツ少年団では、子どもたちが社会の一員として責任感などを持ち豊かな心の育成を図ることを目的に、合同で旭ケ丘総合公園や総合体育館周辺の清掃活動を行っています。例年、少年団に加入する子どもたちや指導者の約130名が参加しています。

■旭ケ丘スキー場ごみ拾い
冬期間に旭ケ丘スキー場でパトロールを行っている倶知安町スキーパトロール赤十字奉仕団が、スキー場に対する感謝の気持ちを込めてごみ拾いを行っています。団員の呼び掛けで始まったこの活動は今年で10年目となります。約20名が10キロ近くのごみを回収しています。