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■紫外線対策でお肌から健康に
夏は太陽の照りが強く、日焼けを起こしやすい季節です。日焼けの原因となる紫外線は1年中降り注いでいますが、夏は特に多くなります。紫外線を肌に浴びると、肌の老化が進みさまざまな影響を及ぼします。今年の夏は健康的な肌のために紫外線対策をしませんか。

●紫外線が肌に及ぼす影響は?
紫外線はA波とB波の2種類が肌に影響します。A波は皮膚の深いところまで届き、肌の弾力に大切なコラーゲンなどを壊すので、シワやたるみを引き起こします。B波は肌の表面に炎症を起こすため、肌にあるDNAを守るためにメラミン色素が作られます。メラミン色素は肌を黒くしたり、シミやソバカスができやすくなるほか、がんの原因にもなる場合があるため注意が必要です。

●紫外線対策をしましょう
外出時はもちろん、家の中にいるときも紫外線を浴びます。状況に応じて適切な対策を行いましょう。

(1)日焼け止め
日焼け止めをムラなく塗りましょう。パッケージに記載してある適量をしっかりと塗ります。汗や衣服のこすれで落ちてしまうため、2~3時間を目安に塗りなおすと良いです。PAやSPFはそれぞれA波、B波に対する効果を示します。家の中での使用は少し低め、長時間の屋外での活動は一番高いものなど、使い分けてみてください。

(2)紫外線対策グッズ
サングラスや帽子、日傘、長袖の衣服などを使用しましょう。最近では紫外線対策の加工がされている衣服も販売していますので活用しましょう。

(3)外出時間の工夫
太陽が最も高くなる正午前後は紫外線が特に強くなります。その時間帯を避けての外出や、紫外線対策をより一層心がけましょう。

もし日焼けしてしまった場合は早めに冷水で冷やし、肌を刺激しないよう保湿をして肌の回復を促しましょう。紫外線対策を意識し、お肌の健康を守りましょう。