くらし 北海道学校給食コンクール 新十津川町が最優秀賞

北海道教育委員会、公益財団法人北海道学校給食会が主催して行われた令和6年度北海道学校給食コンクールにおいて、新十津川町学校給食センターの献立が最優秀賞に選ばれました。
『郷土愛を育む 地場産物たっぷり給食』との募集テーマに昨年10月に応募、書類審査を通過した4団体が1月8日の札幌市で行われた最終審査に臨みました。
それぞれが90分の制限時間で10食分を調理、和食文化国民会議認定講師である日本料理店の店主などの審査員が、味や調理状況、衛生管理・食育指導の内容などを総合的に審査しました。
最終審査には、新十津川小学校の竹部智美栄養教諭と伊藤美智子さん、野呂直子さんの調理員2人で挑戦し、見事、最優秀賞を獲得しました。
竹部栄養教諭は「新十津川町ならではの特色ある地場産物を使用した給食を提供し続けていきたい。自然の恵みや生産者に感謝の気持ちを持ち、大人になっても新十津川を誇りに思ってくれれば」と話しました。

■「最優秀賞」受賞メニュー
・地場産野菜たっぷりの「ナストマライス」
・さっぱり美味しい!「白菜のサラダ」
・地場産デザート「ネットメロン」
・給食の定番「パック牛乳」
最終審査に残った各給食センターの献立は、3/11(火)~3/28(金)に「ホテルポールスター札幌(札幌市中央区)」のランチブッフェで提供されます。

○学校給食コンクールの結果
・優秀賞 帯広市学校給食センター
帯広牛トンすき焼き丼、まめまめサラダ、じゃがいもと小松菜のみそ汁、牛乳
・優良賞 由仁町学校給食センター
ごはん、アップルソースたっぷり手作りハンバーグ、ブロッコリーのおかかあえ、秋の具たくさんみそ汁、牛乳
・優良賞 小樽市学校給食センター
ごはん、群来太郎丼(くきたろうどん)、角天ナムル、たらの三平汁、牛乳

■地場産農作物の活用で学校給食に「安全・安心」を
地場産農作物とは、自分が住んでいる町で収穫される野菜などのことです。
学校給食では、食と地元生産者を結び、「新鮮で安全・安心」を基本とした食材の活用を積極的に行っています。
新鮮でおいしい野菜を通して身体に大切なことを学び、感謝の心を育むなど、食育の一環としても大切な役割を果たしています。
令和5年度は、「新十津川農業高校」や「生きた野菜の会」のご協力により、玉ねぎやトマトなど19品目の地場産農作物を使用し、野菜の全体使用量のうち、52.4%が地場産農作物となりました。

■「給食費改定」に関するお知らせ
本町の学校給食費につきましては、消費税改定や物価上昇もありましたが、献立の工夫や食材選定により、平成27年度以降、据え置きで維持してきました。
給食の食材購入費は、学校給食費から算定する予算で決まりますが、昨今の物価高騰により、学校給食費から算定する食材購入費では、栄養価の維持が困難となっているため、令和5年度からは、町のお金を学校給食費に上乗せし、学校給食を提供しています。
そのような事情から、令和7年4月分からの学校給食費を改定します。
今後も子どもたちへの安全安心で栄養バランスの取れた学校給食が維持できるよう、保護者の皆さんの、ご理解とご協力をお願いします。

なお、令和5年8月から実施している「小・中学生の給食費の無償化」については、令和7年度も継続する予定です。
小学生:298円×約200食《約59,000円/年》
中学生:340円×約200食《約68,000円/年》
を助成します。

○改定後の給食費(1食当たり)

問合せ:給食センター
【電話】76-2528