健康 保健師の健康小話~予防は治療に勝る~

■第53回 帯状疱疹ワクチンの定期接種化について(担当:田中望美)
帯状疱疹は、水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布する神経に沿って帯状に出現する病気です。通常は2~4週間で皮膚症状がおさまりますが、その間痛みやかゆみを伴い、頻度は少ないですが、出現部位によっては失明、難聴などの障害を負ったり、長い間痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」になる可能性があります。帯状疱疹を発症する割合は、80歳以上の3人に1人と言われています。
帯状疱疹は、予防接種により発症予防や症状の軽減化が期待されており、北竜町では令和5年7月より任意接種費用の半額を助成しています。また、令和7年4月より、帯状疱疹予防接種が65歳の方等への定期予防接種(予防接種法に基づく予防接種)と位置付けられました。定期接種対象の方には、4月に町より接種のご案内を通知しています。
以下に定期・任意接種等について掲載いたしますので、定期予防接種対象の方、また50歳以上の方は、接種についてぜひご検討ください。

■定期予防接種・任意予防接種助成について (令和7年4月より)

帯状疱疹予防接種・費用助成に関することは役場こども・くらし応援課健康推進係(【電話】34-7031)までお問合せください。

もっと帯状疱疹予防について知りたい方はこちら⇒「帯状疱疹予防.jp」(GSK社)

■5月の保健・介護予防行事
○乳幼児健診
29日(木)12:00~ すこやかセンター
○認知症物忘れ相談
26日(月)10:00~11:30 碧水地域支え合いセンター
27日(火)10:00~11:30 商業活性化施設ココワ研修室
※変更になる場合がありますので、防災無線等でご確認ください。