くらし 花のまち随想

東神楽町長 山本進

地球温暖化の影響か、この夏も暑い夏でした。北海道でも6月から30度を越える真夏日が続き、私も含め、皆さん暑さ対策を早い段階からしていたように思います。そのせいか、この夏に公務で上京することも多かったのですが、以前ほど東京の暑さもつらくは感じませんでした。そうはいっても、8月下旬に名古屋を訪れた際の最高気温は39度もあり、さすがに暑いというか、苦しさを感じました。
もう北海道は秋の気配になってきていますが、まだ暑い日もあります。引き続き熱中症への注意と、新型コロナウイルスをはじめ、さまざまな感染症が流行しているようです。十分注意していただければと思います。
8月15日に「巡回ラジオ体操・みんなの体操会」が6時30分から東聖小学校で開催されました。早朝にもかかわらず、町内外から500名を超える方に参加していただき、大いに盛り上がりました。ご参加いただいた皆さまに感謝を申し上げます。これも地域でラジオ体操を継続していたことや多くの皆さんのご協力を得られたことで開催できたものです。改めてご協力いただきました皆さまに感謝申し上げます。このラジオ体操会の開催条件の一つに「生でピアノ演奏ができること」というのがあります。東聖小学校のピアノを外に設置して行いましたが、やはりいつものラジオの音とは違ってライブ感が伝わってきました。これからもこのような健康増進につながるような催しを行っていきたいと思います。
また、8月10日には、Neighborhoodsのコンサートが文化ホール花音で行われました。本町出身の新村泰文さんがドラムandパーカッションで参加され、いわば故郷への凱旋コンサートといった趣きもあり、会場は満員のお客さんで盛り上がりました。演奏された曲の中には、東神楽中学校の校歌をピアニストの村井秀清さんがジャズ風にアレンジをしてくれた曲もあり、すてきな演奏でした。こういった文化的な催しももっと進めていきたいと思います。
東神楽町出身の方といえば、建築家の藤本壮介さんも、大阪・関西万博で、訪問した東神楽町の小学生20人に会場の案内や万博について、いろいろ説明をしていただきました。
9月には東京東神楽会の総会も開催されます。地元出身の皆さんとのつながりでさまざまな力をいただきながら、まちづくりや地元との交流も進めていきたいと思います。