- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道東神楽町
- 広報紙名 : 広報東神楽 2025年9月号(第732号)
「万博国際交流プログラム」の一環で8月5日(火)~8日(金)まで、東神楽町の小学5年生・6年生の20人が大阪・関西万博などを訪れました。7日には、国際交流事業としてケニアの人たちとの交流や音楽を間近で聴くなどして楽しみました。
◆大屋根リングって何?
大屋根リングは、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表す大阪・関西万博会場のシンボルとなる建築物です。会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差しなどを遮る快適な滞留空間として利用されます。
また、大屋根リングは、「最大の木造建築物」として、2025年3月4日にギネス世界記録に認定されました。
建築面積:61,033.55平方メートル
内径:約615m
外径:約675m
幅:約30m
高さ:約12m(外側約20m)
参照:2025大阪・関西万博公式Webサイト
◆JAMBO!こんにちは
8日は、ケニアブースでケニアの人たちからケニアの国やアフリカの環境などについて説明をしていただきました。
また、ブースをお借りし、藤本さんから大屋根リングは日本の伝統的な貫(ぬき)工法が用いられていることや、万博への思いなどをお話いただき、熱心にメモを取る子どもの姿も見られました。
◆世界が一つになっているね
子どもたちは藤本さんと一緒に大屋根リングを約半周歩きました。「大屋根リングが完成した時の思い」など、事前に調べたことや会場で感じたことなどを積極的に質問し、藤本さんも一つ一つ丁寧に答えていました。
◆万博のこと 大屋根リングのこと たくさん学んだね
子どもたちと一緒に大屋根リングを歩きながら、藤本さんは「夢洲の空の広さを生かせる建物にしたかった」「世界は多様性にあふれているが『対立』ではなく『協力』できることを伝えたくて円形にした」などと語りました。途中、サインや写真撮影を求める子どもたちの姿もあり、彼らにとって特別な一日となりました。