くらし 日々勉強日々感謝(52)当麻町長 村椿哲朗

■「ようこそ当麻町へ!」光る町民営業パーソン
多世代の町民方々が自主的PR。あふれる当麻愛、営業パーソンの姿がある。

教育・文化・スポーツ活動と幅広くご尽力いただき、私も日頃からご指導いただいている先輩、町民Oさん。道外へ出張、参加された農業団体関係の会議では「全部ある当麻町」冊子と、とうま道の駅オリジナルお土産「でんすけさんちのあめ」をセットで席上に配布。長く続けられている習慣とのことで「人がたくさん集まるせっかくの機会だから当麻町をPRしなくちゃね」と笑う。
飛行機内でも客室乗務員さんへ数セット配布しPR。旭川空港から東京羽田空港へ向かう機内で冊子を手渡され、当麻町のことを知ったという客室乗務員の方からOさんへ「家族旅行で訪れたいです」と電子メールが届いた。「食育・木育・花育」当麻町ならでのまちづくりに関心を抱かれ、横浜から今年2月にご来町。お子さん憧れの雪景色、楽しみにしていた当麻山スキー場での初スキーなど、Oさんが案内された当麻タイムを笑顔で満喫。宿泊はギャラリーペンション当麻さんで、いくらかけご飯も堪能されたとのお話を伺った。
あふれる当麻愛の熱量に感服、Oさん「すごい!」。

当麻中学校修学旅行で行われた「当麻町PR活動」。大勢の人が行き交う函館駅前広場にて昨年9月3日、当麻町の良さや魅力、特産品のPRに生徒たちが励んでくれた。
大きな声で元気よく宣伝。「田んぼの学校」で自分たちの手で栽培したお米、生徒手づくりパンフレット、「全部ある当麻町」冊子、アンケート用紙などを手渡した。後日、「当麻町を訪れたいです」「お米とてもおいしかったです。また食べてみたいです」「ふるさと納税します」「中学生がみんな一生懸命で感心しました」など、生徒の誠実さ、ふるさとへの思いがこもった活動に対し、心温まるメッセージが数多く寄せられた。
当麻町では、小中学校の修学旅行費を全額補助している。このことに対し自発的に町民への感謝の気持ちを行動で表そうと、当時の当麻中学校生徒会が中心となって取り組みが始まった。今に引き継がれる伝統、町を愛する誇らしい子どもたちの姿がある。

子どもから大人まで、当麻愛あふれる町民営業パーソン皆さんの自発的な行動に感謝。
「ようこそ当麻町へ」笑顔で心を込めて。