子育て 地域とともに コミュニティ・スクール情報~占冠中央小学校~

■小中一貫校としての取り組み
5月31日(土)に、占冠中央小学校と占冠中学校の小中一貫校としての事業である小中合同運動会を実施しました。合同運動会は2023年から始まりました。早いもので、小学校の運動会と中学校の体育祭が「合同運動会」に形を変えての開催も今回で3回目になりました。
合同運動会の計画案作成等の準備は今年の1月から始まりました。まずは、昨年度の反省を生かしながら、より小中一貫の目的を達成できるような案を作成し、ICTを活用し連携を図りました。また、小学校と中学校教職員での対面の合同会議等を行いながら、児童生徒での小中合同練習、合同係会議を行い、本番に向けて子どもたちが全力を発揮できるように準備を進めました。
運動会当日は、徒競走に緊張しながらも全力で競技に取り組む小学生の姿や、お兄さんお姉さんらしく小学生に競技のアドバイスをしたり、自分の競技だけでなく係活動にテキパキと行動する中学生の姿が見られました。合同で実施する意義が児童生徒にも伝わり、子どもたちがそれぞれに成長できた運動会になったと考えています。これから教職員で反省を行い、学校運営協議会をはじめ保護者や地域の皆さまのご助言をいただきながら、次年度により良いものになるように改善していきたいと考えています。
その他の取り組みとして、今年度も小学校と中学校の乗り入れ授業を行っています。現在、小学校教諭が中学校の音楽授業を行い、中学校英語教諭が小学校高学年の外国語の授業を行っています。それぞれ週2~3時間程度の乗り入れを実施しております。
乗り入れの目的は、中学校の教員が小学校で指導したり、小学校の教員が中学校で指導することによって、小・中学校の連携を深めること、また、9年間を通じた学びの連続性、児童生徒の成長段階を踏まえた指導を行い、学力向上や学習意欲の向上を図ることにあります。さらに、小学校と中学校が連携し、行事などを共同で実施することで、子どもたちの地域への愛着を深めていきたいと思います。合同運動会に引き続き、9月に小学校と中学校合同の文化発表会を行います。地域の皆さまもぜひいらしてください。

問合せ:教育委員会学校教育担当
【電話】56-2182