くらし 『芳生苑・健楽苑』の管理運営 令和7年4月から「社会福祉法人ゆうゆう」へ変更(2)

■より皆さまに愛される施設・職員をめざしています
「ふくしのまちづくり」という新たな動きが見えた中、芳生苑・健楽苑の職員は、より良い施設、より愛される職員をめざし、皆で力を合わせて行くことを決意されています。
昨年6月、これまで培ってきた経験を活かし「自分たちで考え、自分たちで行動する」組織へ成長するために「プロジェクトチーム」を立ち上げ、利用者様一人一人に寄り添う介護を身につける取り組みが始まりました。
これまでチームとして何度も話し合いが行われ、町や「ゆうゆう」との情報共有や外部アドバイザーからの助言を現場に生かし、さらには先駆的な実践を展開している道外の事業所に赴いて視野を大きく広げられています。
和寒町に住む人たちの暮らしがより豊かになるよう、職員の知識や技術がそのために活かされるように日々努められていますので、町民の皆さま、これからもよろしくお願い致します。

・外部アドバイザーを迎え、介護や看護現場の課題を整理
・ゆうゆうや町の職員と新たな福祉施設の内容を協議
・これからの介護を職員全体会議やグループワークで討議

◆プロジェクトチームメンバーから
○健楽苑 庭田栄さん(支援課長兼相談係長)
農福連携の視察で岡山県西粟倉村と大阪府高槻市のデイサービスを視察させていただきました。
ご利用者のニーズをしっかりと丁寧に読み取ったうえで、普段の活動に農業を取り入れている様子を拝見でき、大変貴重な経験となりました。
今後のデイサービスの運営や新たな福祉施設で高齢者と障がいのある方が利用する「共生型サービス」へ取り組んでいくにあたり、参考になったことが沢山ありますので、今回学んだことを活かすことができるよう頑張ります。

○芳生苑 森岡志織さん(介護副主任兼介護リーダー)
福岡県の視察に参加。他施設のケアの実態を学び、ユニット型特養について理解を深める事ができました。
利用者一人ひとりの個性や生活リズムに合わせたケアが実現できると実感しました。日々変わるご利用者さんを知り、ご利用者の声に耳を傾け、ご利用者が安心して生活できる場をめざしていきたい。
新たな福祉施設開設に向けて、共通したケア意識を持てるよう、プロジェクトメンバーが中心となり、取り組んで参りたいと思います。

○芳生苑 佐藤栞菜さん(介護リーダー)
プロジェクトチームの一員として、活動をさせていただく中で様々な場面で自分の知識不足を痛感しました。また、介護についてだけではなく、視野を広くもち施設全体として物事を考えていくことを学ばせていただいています。
新たな福祉施設に向けて職員と切磋琢磨し、ご利用者が和寒町で最期まで暮らせるために出来ることを考えていきたい。
また、町民の皆さまも立ち寄りやすく、利用者に気軽に会いに行ける環境を作れたらと思っています。

お問合せ先:保健福祉課 地域福祉推進室
【電話】32-2000