- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道中川町
- 広報紙名 : 広報ナカガワ 令和7年9月号
北海道大学研究林北管理部と中川町で構成する包括連携協定推進協議会主催で7月27日(日)に水辺の小さな自然再生事業「ガサガサ」を開催し、町内外から24名が参加しました。この事業は地域住民のみなさんが科学的な調査手法を学び、自然再生活動に参加することで、水辺の自然の豊かさを守り育てることを目的としています。
今回は、天塩研究林の大平充さんと中川研究林の間宮渉さんが講師を務め、サッコタン川の落差工をはさんだ上流と下流で住んでいる生き物に違いがあるか調査を行いました。
・水中でタモ網をガサガサと動かして、水生生物を網ですくって捕まえます。
・笹を竿に使いザリガニ釣りも実施。大きなウチダザリガニが捕れました。
・大平充さんから落差工があることで、落差工の上流と下流で生き物の分布や生態に違いがあることの説明がありました。
・下流ではウグイ、エゾトミヨなどが見つかりました。上流ではハナカジカなどが見つかりました。
・間宮渉さんから特定外来生物のウチダザリガニについて、ニホンザリガニとの違いや他の水生生物の生息数を減らす原因となるため生きたまま運搬・飼育が禁止であることの説明がありました。
(※写真など、詳細は本紙をご参照ください。)