- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道幌加内町
- 広報紙名 : 広報ほろかない 令和7年8月号
■vol.6 省エネ×快適 風の力を暮らしに
近年の夏は北海道でも厳しい暑さを感じる事が増えてきました。こうした中で地球温暖化の原因とされる温室効果ガスを減らし、「ゼロカーボン」の実現を目指す取り組みが全国の自治体でも広がっています。今回は冷房に頼り過ぎず『風』の力を活用して快適な夏を過ごす方法をご紹介します。昔ながらの扇風機や最近人気のサーキュレーターは、ちょっとした工夫で涼しさがぐんと変わります!
▽扇風機の使い方ひと工夫
冷房と一緒に使うと節電効果がアップします。エアコンの風を扇風機で循環させると冷気が部屋全体に広がってよく冷えます。設定温度を1、2度上げても快適さはそのまま、電気代の節約になります。また夕方以降は、窓の外へ向けると室内にこもった熱気を外へ逃がし夜の室温も下げることができます。
▽サーキュレーターを上手に使おう
サーキュレーターは風を遠くまで真っすぐ送るのが得意。冷房を使用している際に冷たい空気は下にたまりがちです。サーキュレーターを天井に向けて空気を循環させると部屋の温度が均一になり、冷え過ぎも防ぐことができます。風が通りにくい間取りの場合はサーキュレーターを使用することで空気の流れを作り出し部屋の湿気をこもりにくくします。直接除湿はできませんが除湿器やエアコンのドライ機能と組み合わせると快適です。
最後に「電気代がもったいなから」と冷房などを控える方もいらっしゃいますが、暑さを我慢し過ぎてしまうと熱中症のリスクが高まります。省エネも大切ですがご自身も身体を守ることが一番のエコです。気温の高い日は冷房や扇風機などを使いながら無理なく快適な夏をお過ごしください!