くらし 令和7年度町政執行方針(3)

■生活環境施策
●留萌南部衛生組合による広域的なごみ処理の継続と適正な分別の啓発を実施してまいります。
また、高齢者や障がい者などで、適正な分別をすることが出来ない世帯に代わり、分別処理を継続実施してまいります。
●墓地の維持管理では、合同墓の啓発を実施し、施設の適正管理に努めてまいります。
●道路事業につきましては、小平線外の修繕工事を予定しており、路面損傷の激しい町道の舗装補修を実施してまいります。
また、冬期間の積雪に対しましては、適切な除排雪を実施するため、老朽化した除雪車輛を計画的に更新してまいります。
●橋梁維持につきましては、港橋外1橋の修繕工事を予定しており、「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、橋梁の延命化を図るため、計画的に修繕事業を行い、安全性の確保に努めてまいります。
●河川事業につきましては、樹木の伐木を1河川実施し、引き続き浸水対策の強化に努めてまいります。
●町営住宅などの整備につきましては、公営住宅等長寿命化計画に基づき、引き続き第2旭団地2棟4戸の建替を実施するほか、屋根塗装など老朽箇所の修繕を実施してまいります。
また、住環境整備助成金及び住宅新築費等助成金を引き続き実施してまいります。
●下水道事業につきましては、2期目のストックマネジメント実施計画に基づき、浄化センター及び管渠の更新を計画的に実施してまいります。
また、下水道管路情報をデジタル化し、業務の効率化や維持管理の高度化を図ってまいります。
下水道区域外の地域におきましては、合併浄化槽設置整備事業補助制度を活用し生活環境の向上を図ってまいります。
●水道事業についてでありますが、町内の全戸に水道スマートメーターを導入し、ウェブで料金や使用量を確認するなど利便性を向上するほか、配水管の更新を実施しインフラ整備を計画的に進めてまいります。
また、適正な施設管理のもと、安全で安定的な水道水の供給が確保されるよう努めてまいります。
●交通安全対策についてでありますが、昨年は、町内での交通死亡事故の発生がなく、安堵したところでありますが、悲惨な交通事故の撲滅に向け、町交通指導員の皆様や関係機関・団体と密接な連携を持ちながら、町民一人ひとりが「事故に遭わない・事故を起こさない」との基本認識のもと、家庭・職場・地域が一丸となった交通安全運動を継続してまいります。
●防犯対策につきましては、特殊詐欺などによる高齢者を狙った悪質な事件が、次々と手口をかえ巧妙化し発生している実態から、高齢者の多い本町におきましても憂慮すべき状況にあると認識しております。今後も連合町内会や福祉機関・警察などと連携し、高齢者世帯の見回りや声かけを行いながら、地域主体型の活動を支援し、子ども達や高齢者が安心して生活できるまちづくりに努めてまいります。
●消防体制につきましては、新小平消防署庁舎の建設に向けて、現在、現消防庁舎の耐震診断を行っており、引き続き、新消防庁舎建設に向けて進めてまいります。
また、小平消防団に配備している小型動力ポンプ付き積載車を更新すると共に、消防団員の確保と質の向上を図り、より一層、対応力強化に努めてまいります。
●交通の確保につきましては、住民生活に重要な役割を担っている路線バスの運行を維持するため、事業者への支援に努めるとともに、バスを利用して通学する高校生に対し、定期運賃の一部助成を継続してまいります。
また、持続可能な地域公共交通の体系づくりに向け、交通空白地域の解消を図るため、鬼鹿地区において、新たに公共ライドシェアを導入してまいります。
●防災減災対策につきましては、全国各地において異常気象による自然災害が頻発するなど、今後もあらゆる災害の発生が懸念され、地域全体の防災意識と日頃の備えが重要であると考えております。
地域防災力の向上にあたっては、「自助、共助、公助」の観点を大切に、町内会などにおいて取り組まれている防災訓練へ協力し「町民、地域、行政」が一体となって災害に強いまちを目指してまいります。
また、防災情報の伝達手段として、防災行政無線に加え、スマートフォンアプリの活用や戸別受信機の導入について検討を進めてまいります。
●国道・道道の整備につきましては、道路改良や適正な維持管理について、関係機関に要望してまいります。
国道におきましては、越波・土砂災害などの対策として、花岡、大椴間3.7km区間の道路の嵩上げ工事である国道232号小平防災の着実な実施に向けて、引き続き要望してまいります。
道道におきましては、苫前小平線の事業化実現に向けて、研究会を立ち上げ活動を重ねてまいりましたが、今後は期成会への格上げを図り、整備促進に向けて、要望してまいります。
●移住・定住対策につきましては、移住体験用住宅「ちょい蔵」を活用し、お試し移住の受入れを積極的に実施するとともに、東北圏での移住フェアに参加し、本町の魅力発信に取り組んでまいります。
また、地域力の維持・強化を図るため、引き続き地域おこし協力隊員の募集を実施してまいります。