くらし 「幌延町交流拠点基本構想」の答申について
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道幌延町
- 広報紙名 : ほろのべの窓 令和6年12月号 No.722
令和6年11月8日に、幌延町まち・ひと・しごと創生会議の横尾明委員長から野々村町長へ「幌延町交流拠点基本構想」に関する答申を行いました。
幌延町まち・ひと・しごと創生会議では、令和5年11月27日から令和6年11月6日まで計4回の会議を通じ、主に交流拠点の整備内容や整備場所について、それぞれの立場や経験を基に、町から示された案を慎重に審議した結果、その内容を概ね適切なものと認めました。
▽施設の整備内容について
・老朽化した公衆浴場の更新に併せ、町民の利便性向上につながるような「生活支援」「観光情報等発信」「保健福祉」「高齢者福祉」「交通拠点」「防災」機能を備えた多世代交流施設。
・床面積は2,100平方メートル。
▽施設の整備場所について
・町から示されたバス待合所の整備や役場非常用発電機の更新等の行政課題を解決するため、非常時における交流拠点から役場本庁舎への電力供給を行う必要性を認識し、役場南側で整備することを了承。
・交流拠点利用者の利便性の向上や移動の迅速化、効率化を図るため、渡り廊下等で役場本庁舎と接続して整備することを了承。
・ゆったりとした駐車スペース、屋外イベント・堆雪スペースを確保するため、敷地面積約5,000平方メートルでの整備を了承。
また、今後進められる基本計画(概略設計)の策定にあたり、次の4項目について十分配慮するよう要望しています。
1.施設を利用する町民から意見の聞取りを行い、誰もが使いやすく、過ごしやすい施設となるよう柔軟な発想をもって、基本計画(概略設計)の策定に努められたい。
2.本施設の供用開始まで、社会情勢の変化や技術の進歩などが想定されるが、より良い施設整備に向け、基本計画(概略設計)、実施設計の各段階において、それらの変化に応じた柔軟な見直しをお願いしたい。
3.本施設のほか、小中一貫校の建設が同時期に予定されていることから、事業費の削減に努めるほか、国から財政措置のある有利な地方債の利用に加え、各種補助制度を活用し、自主財源の削減に努められたい。
4.施設の供用開始を令和11年としているが、基本計画(概略設計)や実施設計期間を短縮し、施設整備の早期着手を検討願う。
■「幌延町交流拠点基本構想(案)」に対するパブリックコメントの実施について
町では、「幌延町交流拠点基本構想(案)」について、「幌延町まちづくり基本条例」および「幌延町まちづくり町民参加条例」に基づき、パブリックコメントを実施します。
意見募集の期間、原案の公表場所、意見提出方法その他詳細については、町ホームページおよび告知端末機によりお知らせしますので、ご確認ください。