くらし 地域おこし協力隊通信 VOL.107

■農業支援員 竹中 知美隊員
皆さまこんにちは、農業支援員の竹中知美です。寒さが厳しくなってきた年の瀬、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今年の竹中家は、新規就農への準備と修行の毎日となりました。
昨年度までは、酪農の作業を支援すること、牛の管理を学ぶことが課題でした。今年は学んだ経験を基に、第三者継承予定の牧場で経営者より牛の管理を任せていただくことができました。最初は経営者に教えていただきながら、人工授精師さんや獣医師さんの対応をし、分からないことだらけで手探りの中、色々と混乱していたのが思い出されます。4月から半年以上経過し、牛舎環境の整備や将来を見据えた乳用牛精液選びなど、自分たちがやりたかったことにも少しずつ時間を使えるようになってきました。乳用牛の繁殖管理に関していえば、手応えを感じ始めております。新規就農するまでに、まだまだ足りない知識・技術がたくさんあり、機械の構造・修理の知識や難産牛の分娩作業などが、私たちにとっての、直近の課題だと思っています。
新規就農のスタートまで、あと1~2年もうひと踏ん張り頑張ります。皆さまからのたくさんのご教授のほど、どうぞよろしくお願いします。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。