くらし 令和6年度 さまに防災塾 第4弾!

■「様似で考える、避難するまでと避難してからの災害対策」を開催しました!
2月19日(水)、中央公民館で第4回さまに防災塾を開催し、町内外から約70人が参加しました。
冬の避難生活にくわしい日本赤十字北海道看護大学根本昌宏教授を講師に迎えて「様似で考える、避難するまでと避難してからの災害対策」と題した講話を実施しました。根本教授は、能登半島地震などでの経験を踏まえ、避難した後の避難生活の重要性を強調。「避難するまでの訓練は多いが、避難してからの生活のほうがずっと長い。避難してからの災害関連死をいかに防ぐかが大切。」と話されました。
また、休憩時間には「まんまの会(前田寿子代表)」が様似の海の幸を素材に使って開発したトレイルフード「マンマミーア!」の試食会も行われ、「災害時にも美味しいものを食べられる」と好評を博していました。トレイルフード「マンマミーア!」は観光案内所(旧JR様似駅)もしくはネット通販で販売しています。
※トレイルフード「マンマミーア!」のご購入は本紙掲載の二次元コード参照

■大通1丁目自治会 津波避難訓練を実施しました
2月9日(日)、大通1丁目自治会(笹島秀則会長)で津波を想定した避難訓練が行われ、24人が参加しました。大津波を知らせる防災無線の放送とサイレンを合図に各自自宅から車でソビラ荘裏山まで避難を行いました。今回の避難訓練では車で避難した際の交通渋滞を想定した訓練を実施。参加者はソビラ荘に向かう坂の下で車を降り、徒歩でソビラ荘裏山へ避難しました。
訓練のあとは東様似生活館に集まり、町防災担当職員と訓練の振り返りや消防職員による災害図上訓練(DIG)が行われました。災害図上訓練では、グループに分かれ避難経路や近隣の災害時要配慮者の場所を確認しあい、防災意識を高めました。笹島会長は「今回の訓練参加を呼びかけるために各家庭を訪問したことで、災害時に支援が必要な人たちを把握することができたので、いい機会になりました。今後もこのような訓練を継続して行っていきたいです。」と話されていました。